GoToで大幅割引も。この秋いきたい、日本全国人気「温泉」ランキング【2020年9月】
第6位 乳頭温泉/秋田県
秋田県にも秘湯がありますが、雪の関係で冬季は訪れにくいという一面も。しかし、豪雪地帯でも公共交通機関を使って訪れることができるのが「乳頭温泉郷」です。
この乳頭温泉郷は、十和田・八幡平国立公園、乳頭山麓に点在する七湯のことで、それぞれが持つ源泉の数はなんと10種類以上。
乳頭温泉を構成するひとつ「蟹場温泉」は、冬期のバスの終点となる温泉です。宿舎の離れにある露天風呂は、大自然のなかにぽっかり浮かんだ野趣あふれるもの。
冬になると辺り一面真っ白な銀世界と化し、まさに雪見のための温泉といった風情です。
泉質は、うっすらと硫黄の匂いが香る透明の湯で、浸かるほどに身体の芯からふつふつと温まるのがよくわかります。宿の露天というより、山中に偶然見つけた温泉という感じで、これぞ雪見を楽しむ秘湯。
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秋田県在住のかたは「秋田県プレミアム宿泊券」を申し込むと「Go To トラベルキャンペーン」と併用して利用することができます。
さらに「お先にトクだ値スペシャル」で、えきねっとの会員限定&インターネット申し込み限定で新幹線の料金が半額。
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第5位 虹岳島温泉/福井県
水月湖のほとりに、福井県で唯一「日本秘湯を守る会」に加盟する、「虹岳島温泉」があります。こちらの温泉を楽しめる「虹岳島荘」は、知る人ぞ知る秘湯で、著名な作詞家や作家が静かな環境で執筆に入る際に使われる宿でもあるのだとか。
源泉は15度と、温泉(療養泉)のひとつの定義である25度を下回っていますが、放射性ガスであるラドンを基準以上(111Bq以上)、源泉1kgが含んでいると考えられています。
お風呂は男女一つずつの露天風呂があり、内湯も併設。25度に達しない冷泉で加温はしていますが、加水はなく、ラドンが豊富に含まれている珍しい放射能泉になります。
秘湯とはいえ、意外とアクセスに便利な場所に位置しているため、福井の絶景も楽しみながら訪れやすい温泉です。
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福井県では各市町村が観光キャンペーンを実施中。一部ご紹介すると、越前市ではタクシー利用促進券「迎車でGO!」とあわせて体験クーポン販売中。指定した乗降可能場所の1区間を300円でタクシーに乗ることができます。
第4位 有馬温泉/兵庫県
関西の奥座敷と称される兵庫県の名湯「有馬温泉」。六甲の自然に囲まれた風光明媚な古湯でありながら、神戸の市街地からは電車で約30分、大阪からも約1時間ほどのアクセスに便利な場所に位置しています。
有馬といえば、茶褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」。この2種類の異なるタイプの湯がこんこんと湧き出ているのが特徴です。
温泉のうち、特に医学的効果が期待できる泉質をもつものは「療養泉」と呼ばれています。
実は、有馬温泉にはこの療養泉に定義付けられる9つの成分のうち7つもの成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、放射能泉)が含まれているのです。
これだけの成分が混合した温泉は世界的にもめずらしいそうで、海外からも注目を集めています。道後温泉、白浜温泉と並ぶ日本三古湯のひとつに数えられている温泉ですから、一度は肌で名湯を感じてみたいものですね。
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