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美味しいコーヒーが飲み放題！最高のラウンジ
館内に入りチェックインし、まず驚いたのはラウンジです。金沢といえば、加賀百万石の前田家のイメージ通り、このラウンジには茶の湯文化を表現する「茶筅（ちゃせん）」に見立てたカウンターがあり、なんと美味しいコーヒーが飲み放題。
現代的な美しさのなかに金沢の歴史と文化が表現された空間、スタッフの親切な対応も含め、「このホテルに決めて良かった」といった実感が込み上がってきました。
このラウンジでは、通常であれば石川県の伝統工芸や文化に関するワークショップが開催されていますが、当面はコロナウイルス感染拡大防止のため中止となっています。
とはいえ、午前7時～午後9時まで利用できるラウンジで出してくれるコーヒーは、最新式の全自動ドリップマシンで淹れた地元で人気のダートコーヒーのオリジナルブレンド。しっかりとした味わいでほどよい酸味が特徴で、本当に美味しい！
会話を楽しみながら、ひとりでリラックスし、またパソコンを持ち込んで作業するなど、自由に飲めるコーヒーのサービスは最高ですね。
もちろん、ホットコーヒーだけでなくアイスコーヒー、紅茶、お茶、ソフトドリンクなどもあります。しかも、テイクアウトし部屋で飲むことができるんですよ。
ほかにも、入会金も年会費も無料の「Granvillage会員」に入会していると加賀五彩カクテルのサービスもあります。ノンアルコールもあるので、アルコールが苦手な人も大丈夫。
そのほかアルコール類も販売しています。本当に居心地の良いラウンジでした。
地元のホテルスタッフがおすすめする穴場情報も
ラウンジの一角には、金沢市内の地図があり、そこにはホテルスタッフがおすすめするお店や観光情報が紹介されています。
これだけだと良くある光景で、フロントで「この辺に美味しい店ありますか？」と聞いたら、周辺の飲食店がプリントされた紙を手渡されることって多いですよね。
しかし、このホテルインターゲート金沢では、そんなレベルではなく、思わず拍手したくなるサービスがあります。
それは、手作りの「SHIORi」というもの。これはホテルスタッフが実際に利用して気に入った超おすすめをシオリサイズで紹介し、地図とリンクさせ目的地に合わせて簡単にチェックができる仕組みになっています。ガイドブックには載っていない地元情報が一目瞭然で分かります。
さらに詳しく知りたい場合は、近くのスタッフに話しかけてみましょう。親切でフレンドリーな対応は、旅をより心地よくさせてくれます。
金沢を感じるさまざまなおもてなし
1階エントランス・エレベーターホールには、地域の伝統文化に関する書籍をはじめ、それにまつわるアート作品が本棚に展示され、ここを歩くと「金沢だなぁ～」と感じる雰囲気がまた素敵。
ここにある書籍は、「金沢とアート」や「金沢と食」「金沢の街」など、金沢をテーマにした書籍が多く、もちろんフロントで一声かければロビーなどに持ち出しリラックスして読むこともOKです。
そして、観察力ある人なら「ん？」と気が付くと思いますが、館内にある案内板などは六角形になっています。例えば、本棚にある「IF」の文字も六角形が連なっているのが分かりますね。
これは金沢城の石垣にある六角形の石「亀甲石」をイメージしたもので、水の中で生きる亀の甲羅の形は防火への願いを込めたといわれ石垣に埋め込まれたのだとか。その亀甲型はホテル内のさまざまな場面で採用されています。
なので館内で「なぜ六角形？」と思ったら、防火のおまじないと思ってください。ちなみに、金沢城の亀甲石は土屋門で見ることができます。
