京都を知りつくした編集部みんなで選んだ「京都スイーツ40選」
【和菓子】
〈かき氷〉
こだわり食材を惜しみなく使った大満足のかき氷
甘味のいえ 串竹の「ベリーベリーカスタード」「氷クリームあんみつ」「あまおう苺クリーム」/木津川市
京都府の南部に位置する木津川市の甘味処「甘味のいえ 串竹」では、奈良の名製氷店・日乃出製氷の大和氷を使用したかき氷が通年食べられます。7・8月はさらに種類が増え、8種類ものかき氷メニューが登場。
「ベリーベリーカスタード」は、イチゴとベリーの2種類のあいがけソースと上品な生クリームが絶品。販売期間は8月末まで。
「氷クリームあんみつ」は、お店の人気甘味メニュー「特製クリームあんみつ」がかき氷になった一品。波照間産の黒糖を使った黒蜜に練乳蜜、濃厚なソフトクリームを詰め、上には自家製あんことフルーツがトッピングされています。販売は通年。
ロマンチックなピンク色の「あまおう苺クリーム」には、ブランドイチゴ「あまおう」のソフトクリームと生クリームを合わせた特製ソースが。さらに氷の中には「あまおう」のソフトと練乳蜜がたっぷり入った、イチゴ尽しのかき氷です。「あまおう」のソフトクリームがなくなり次第販売終了。
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〈夏の和菓子〉
職人技から生まれる、目にも美味しい生菓子
亀屋良長の「朝顔」「夏まつり」/京都市
江戸時代創業の和菓子の老舗・亀屋良長では、職人の手から巧みに生み出される美しい和菓子に出会うことができます。8月の生菓子「朝顔」は、外郎(ういろう)製。ピンクと白の外郎生地と白餡を見事な技術で合わせ、ピンクの生地の下からうっすらと白色が見える繊細なビジュアルに仕上げた一品です。
本物の金魚が水の中を泳いでいるような「夏まつり」は、一つ作っては錦玉羹(寒天液)を流し入れて固め、一つ作っては流し入れて固めてを繰り返して作る、実に手間がかかる品。どちらも、繊細な職人技に惚れ惚れ。
〈あんこスイーツ〉
たっぷりのあんこにテンションもアップ!
旅籠屋 利兵衛の「どら焼き」/城陽市
お茶の京都・城陽市にある和菓子店「旅籠屋 利兵衛」。名物のどら焼きは、「生どら焼き」をはじめ、「栗」「ほうじ茶」「抹茶」など常時6~7種類のラインアップ。
季節に応じて桜餡や芋餡など登場し、どれもあんこがずっしり!極みたわわどら焼きシリーズの「いちご大福どらやき」と「抹茶パフェどらやき」は、食べ歩きにもオススメです。
あんこがぎっしりの折詰の中からお餅を探せ!
吉野茶屋の「知恵の餅」/宮津市
宮津市のあんこスイーツといえば、日本三文殊の一つ・智恩寺山門前で味わえる「智恵の餅」。食べると智恩寺のご本尊である文殊菩薩の智恵を授かるといわれており、山門前には4軒の茶屋が。
そのうちの一軒・吉野茶屋は、甘さ控えめなあんこが特徴。折詰にはあんこがぎっしり!思う存分味わったら、余りはバターと一緒にトーストに塗ってあんバタートーストにしたり、お汁粉にしたりして楽しめますよ。
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〈宇治茶スイーツ〉
甘くてほろ苦いあったかスイーツにほっこり
福寿園宇治茶工房 玉露亭の「玉露しるこ」/宇治市
宇治川の朝霧橋のたもとに佇む、宇治茶の老舗・福寿園による宇治茶体験施設「福寿園宇治茶工房」。その中にある茶寮「玉露亭」(ぎょくろてい)で味わえるのが「玉露しるこ」です。
白あんのお汁粉に白玉、ぶぶあられ、玉露の葉がのせられ、お好みで玉露ソースをかけていただきます。優しい甘さのお汁粉と玉露ソースのほろ苦さがたまらない、ちょっぴり大人の味です。
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〈たけのこスイーツ〉
お酒にも合う。朝採れ筍たっぷりのわらび餅
香月庵の「筍わらびもち」/向日市
約300年前から竹の里・乙訓で筍の栽培に取り組んでいる、向日市の「香月庵(こうげつあん)」。「筍わらびもち」は、自家山の竹林で早朝に採れた筍を柔らかく炊き上げ、こしのあるわらび餅で包んだ逸品です。みずみずしい食感の筍ともっちりとしたわらび餅が見事に調和。きな粉や黒蜜はもちろん、わさび醤油で食べるのもオススメですよ。
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〈抹茶スイーツ〉
とろ〜り濃厚な抹茶あんを思う存分召し上がれ
茶房 櫟(くぬぎ)の「抹茶あわもち」/宇治市
宇治川を眺めながら寛ぐことができる「茶房 櫟」。オススメの和スイーツは、緑と白のコントラストが美しい「抹茶あわもち」です。ほのかな塩気が味わい深いあわもちと、オーダーが入るたびに作られる上質の抹茶や白餡を使った抹茶あんのバランスが絶妙です。
色鮮やかな濃茶の苦味が効いた大人のスイーツ
GOCHIO cafeの「お濃茶アフォガート」/宇治市
江戸時代より宇治で最高級抹茶用の碾茶(てんちゃ)を栽培・製造する「茶園清水屋」が、抹茶を現代に合うスタイルで提供したいとオープンした「GOCHIO cafe」。
手摘み一番茶で点てたお濃茶をエスプレッソに見立て、自家製アイスクリームにかけていただく「お濃茶アフォガート」は、ありそうでなかった新感覚のメニューです。
香り豊かな和束産抹茶を堪能できるご当地パン
パンと和菓子のお店 mochiriの「鹿背山コルネ」/木津川市
女性店主が「見ても楽しい、食べても美味しい」をコンセプトに作る、動物モチーフのパンや上菓子などカワイイ商品がいっぱいの「パンと和菓子のお店 mochiri」。
店のそばの鹿背山(かせやま)をイメージした「鹿背山コルネ」は、宇治茶の中でもとくに香り高い和束産の抹茶を使用。サックサクのコルネに濃厚な抹茶クリームをたっぷりと詰めて抹茶チョコでコーティングした、抹茶尽くしの一品です。
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〈桜スイーツ〉
春らしさ満開の季節限定スイーツに舌鼓
伊藤久右衛門 宇治本店・茶房の「さくら抹茶だいふく」「さくらパフェ」/宇治市
宇治市のお茶の老舗「伊藤久右衛門」。毎年好評なオンラインショップ限定の品が、ピンク色のお餅と緑の餡のコントラストが鮮やかな春限定「さくら抹茶だいふく」です。緑色の餡は小豆ではなく、なんと抹茶カスタードあん!口の中でとろけ、バニラの香りが広がります。
茶房では春限定の「さくらパフェ」が人気。甘さ控えめなので、男性にもオススメだそう。中には抹茶蜜や抹茶ゼリー、抹茶コンフレークなど自慢の抹茶のアイテムはもちろん、桜色の寒天や白玉、桜の形をしたゼリーなどがぎっしり入っていますよ。
- source:KYOTO SIDE
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