いま最も行きたい癒しの穴場も。日本全国の人気「温泉」ランキング

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2021/02/27

第2位 別府温泉/大分県

image by:PR TIMES

第2位は、日本一の源泉数を持ち「山は富士 海は瀬戸内 湯は別府」と称えられる名湯「別府温泉」がランクイン。

別府・浜脇・観海寺・明礬・鉄輪・紫石・亀川の「別府八湯」それぞれに多数の温泉があり、その総数は数百にのぼるともいわれています。

「日本百名湯」や「国民保養温泉地」に指定された温泉、登録有形文化財の旅館や重要文化的景観の光景など、温泉郷全体が日本の宝といえる歴史と文化に彩られているのが特徴。

源泉めぐりを満喫する「地獄めぐり」や、湯けむりが光に包まれる幻想的な姿が見事な「湯けむり展望台」など、見逃せない観光スポットも目白押しです。

image by:photoAC

鶴見岳を登り、由布岳や別府湾など名所が眺められる絶景の「別府ロープウェイ」人気急上昇中のキャンプとともに森の中での遊びを満喫できる「フォレストアドベンチャー・別府」、日本で初めて木製ジェットコースターが生まれた「城島高原パーク」など、変化球の観光スポットも。

2020年は、日本を席巻し社会現象と化したアニメ『鬼滅の刃』をきっかけに「八幡竈門神社」に注目が集まるなど、再び話題に上がっている別府温泉。街全体に湯けむりが立ちのぼる光景は、温泉旅行に来たという強い思い出を残してくれますよ。

明礬温泉

image by:小林繭

別府市内にある「別府八湯」はそれぞれが温泉地として栄えており、泉質と歴史もさまざま。しかし、そのなかでもとりわけ薬効が高いとして知られているのが「明礬(みょうばん)温泉」です。

なかでも目にも鮮やかな見事なコバルトブルーの湯を誇るのが「岡本屋旅館」。このコバルトブルーの湯を求めて別府から足をのばす観光客も少なくありません。

ほかにも単純泉や炭酸水素塩泉など、宿によって異なる湯の温泉を楽しむことができます。あちらの湯、こちらの湯と密を避けながら立ち寄り湯めぐりをするのが、明礬温泉での正しい過ごし方かもしれませんね。

泥湯温泉

image by:小林繭

泉質も実にさまざまな別府温泉。なかでもひときわ異色を放つ存在が、泥湯温泉の「別府温泉保養ランド」です。別名「紺屋地獄」とも呼ばれるこちらの温泉は、日本では大変希少な泥浴を楽しめます。

温泉保養ランドというネーミングさながら、昭和を思い出すレトロな温泉です。屋内には3種類、屋外には2種類の湯があり、「鉱泥露天風呂」は混浴となっています。

image by:別府市観光協会

露天風呂に入った瞬間、まずはじめての感触に驚きます。人がよく通る部分はぬかるみ程度の泥ですが、人の通り道からはずれると、ぬかるみを越して「泥の沼」に足を取られてしまったような感覚に。

最初はびっくりしますが、慣れてしまえば、底なし沼に身をゆだねる感覚が気持ちよく感じるようになるから不思議です。

柔らかな泥に身体の部位がおおわれていくのを積極的に楽しめるようになります。さらに泥浴は、パック効果に加え温泉成分でお肌がつるつるに整えられるという嬉しい効果も。

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