ひとりがこんなに楽しいなんて！温泉をとことん楽しむ「温泉宿」5選

強羅温泉「箱根本箱」／神奈川県

2008年のオープン以来、その独創的なコンセプトに注目が集まり、あっという間に人気宿となった、神奈川県の「箱根本棚」。

ネーミングからもわかるとおり、“本棚”のある温泉宿で、新書から古書、絵本や洋書までその数はなんと1200冊！滞在中は、本を自由に手に取りながら過ごすことができる宿です。

館内には至るところにデザイナーズのラウンジチェアが置かれ、18室ある客室は全部で7タイプのそれぞれ趣向を凝らしたデザイン。桧の露天風呂が付いているのも素敵です。

大浴場では、強羅温泉の源泉から引いた無色透明の美肌の湯と、大涌谷温泉から引いた白濁した硫黄泉の2つの源泉を楽しめるのもポイント。

食事は自然派イタリアンをレストランでいただく形式。これまでの温泉旅とは異なる新しいタイプの温泉ステイを提案してくれる宿です。

• スポット詳細記事
• >>>本に囲まれ、暮らすように過ごす。静ひつを楽しむ「箱根本箱」とは

万座温泉「白鐵の湯 万座亭」／群馬県

標高1,800mに位置する万座温泉の湯は、一言で言うなら最高！素晴らしい極上湯です。非常に濃度の濃い酸性硫黄泉で、美しい乳白色をしているのが特徴。硫黄の香りに包まれながら、日がな一日ひたすらこの極上湯を満喫するのは至福の境地。

そんな万座でひとり温泉ならおすすめしたいのが「白鐵の湯 万座亭」。こぢんまりとしたホテルと旅館の間のような温泉宿で、こざっぱりとした客室と、丁寧に用意された美味しい食事、そして24時間入浴できる極上湯の3拍子がそろいます。

万座にはビュッフェ形式や湯治対応の宿もありますが、ひとりでゆったりと温泉を満喫するときには「万座亭」のような程よい規模の静かな宿がしっくりきます。

山小屋風の露天からは、晴れていると眩しいほどの青空がのぞき、夜には満点の星空を望むことができます。

ちなみに万座ではそれぞれの宿が異なる源泉を使っているので、「万座亭」を拠点にあちこち湯めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。ストレスから解放され、脳内ホルモンが一気に整うことを実感するはず！

霧島温泉「旅行人山荘」／鹿児島県

雄大な自然が旅人の心を癒す霧島で、ひとりでほっこりしたいときに訪れたいのが「旅行人山荘」です。

標高700mの高台に位置するこの宿は、野鳥や鹿が生息する自然林に囲まれた5万坪もの広い敷地の中にあります。澄んだ空気に包まれて春夏秋冬の自然に彩られた森の散歩を楽しめるのが醍醐味。

もちろん温泉の方も素晴らしく、単純泉とうっすらと湯の花が浮かぶ硫黄泉2種類の源泉を楽しむことができます。しかも、大浴場からはなんと桜島を眺めながらの湯浴みが叶うという贅沢さ。

森の中にある無料の貸切風呂はまるで森林セラピーのような気持ちのよさで、五感を思い切り解放してどっぷりと温泉に浸かるのに最高の宿です。

客室も広々として気持ちがよく、1泊だけで帰るのはもったいない。こんな宿でワーケーションができたら最高！ですね。

近隣には霧島神宮はじめ観光スポットも点在するので、できれば連泊して、とことん霧島の自然のエネルギーに癒されたい宿です。

初心者向けの混浴も。のんびり過ごせる癒しの温泉宿