初体験が凄すぎた…外国人が日本でハマった意外なモノって何?
外国人が好きな「焼き鳥」ランキング
さまざまな日本グルメに心を奪われたという声が聞こえてきましたが、なかには「焼き鳥」に関するコメントもたくさん集まりました。
では、外国人からはどの部位や味つけが好まれているのでしょうか。「好きな焼き鳥の種類」や「母国の鶏料理」など、トリグルメ事情について10名の外国人のかたがたにたくさん伺ってみました。一部、コメントとともにご紹介していきます。
第3位「ねぎま」
第3位にランクインしたのは「ねぎま」でした。鶏肉とねぎが交互に刺さった、お酒にぴったりの一品です。
「ねぎまが1番好き!タレもいいけど、塩で食べると素材の味がしっかりしてさらにジューシーに感じる」(フランス出身)
「絶対ねぎま!焼き鳥は焼きながら余分な脂を落としたり、ヘルシーな調理法なのもいいよね。タレの味も独特で好きだよ」(アイルランド出身)
新鮮な鶏肉の旨みにジューシーなねぎの甘みがマッチして、絶妙なおいしさに!おいしい日本酒片手に楽しみたいところですね。
ちなみにねぎまの「ま」はどこからきているかご存知ですか?「ねぎま」の名称が付いたのは、江戸時代にねぎとマグロを一緒に煮た鍋が「ねぎま」と呼ばれていたのがはじまり。つまり、「マグロ」の「ま」からきているのだそう。
はじめは鍋料理だったねぎまですが、のちに簡略版として、ねぎとマグロを串に刺して炙り焼きにした「ねぎまぐろ」が登場。その後マグロが値上がりしてしまったため、マグロの代わりに鳥肉を刺したことから、焼き鳥としての「ねぎま」が誕生したのだとか。
ねぎの相棒はマグロではなくなってしまいましたが、「ねぎま」の名称のみが受け継がれたということですね。
第2位「つくね」
アジア圏からの支持が強かった「つくね」は第2位。「つくね」の名前は、”手でこねて丸める” という意味の「捏ねる(つくねる)」が語源です。
日本に住んで5年目の韓国人女性は、「つくねが大好き!付け合わせの生卵をつけたらさらにマイルドになっておいしかった」と、とても気に入った様子。
アイルランド出身の男性も、「母国では鶏のひき肉を使った料理自体あまりない。甘いタレが絡んだつくねめちゃくちゃおいしいね!」と、魅力を語ってくれました。
第1位「鶏皮」
そして、今回のアンケートでもっとも人気が高かったメニューが「鶏皮」。ふにゃっと柔らかい食感のものや、パリパリ食感が魅力の香ばしく焼いたものなど、焼き方に違いはあれど「皮」がおいしいとの声が多く聞かれました。
「皮の部分が1番鶏肉の味を感じられる気がする」(香港出身)
「カリッと焼いた鶏皮が好き!パラパラしてて食べやすいサイズなのも嬉しい」(アメリカ出身)
「ニュージーランドでは皮や軟骨の部分はほとんど食べないし、なんならゴミ扱いだよ。だから日本にきて初めて鶏皮の焼き鳥を食べて感動。食感が楽しいし、こってり甘だれとの相性が最高だと思う!」(ニュージーランド出身)
鶏皮の魅力は、その食感にあるといっても過言ではないはず。
フィンランド出身の男性も「皮も軟骨も母国では食べたことのない面白い食感。初めての感覚と美味しさに感動した」と絶賛していました。