【2021】初夏から盛夏にかけて楽しめる京都府内の「蓮」6選
「関西花の寺二十五ヵ所」第2番札所を彩る清らかな蓮
綾部市・楞厳寺(りょうごんじ)
見ごろ:7月中旬〜8月初旬
一年を通して四季折々の花が咲く楞厳寺。「関西花の寺二十五ヵ所」の第2番札所として知られています。7月初旬から次々と蕾が付き始め、20種類以上のピンクや白色の蓮の花が美しく蓮園を彩ります。
約100年前から楞厳寺で親しまれてきた蓮ですが、一度は原因不明のまま全滅してしまいました。そんな折、2012年に檀家さんが蓮池の隣の水田に新たに1千株の苗を定植したところ、翌年から花を咲かせ、毎年美しい花を咲かせてくれます。
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楞厳寺(りょうごんじ)
住所:京都府綾部市舘町楞厳寺6
TEL:0773-47-0043
時間:見学自由
交通アクセス:JR山陰線「綾部」駅から車で15分、京都縦貫自動車道「綾部」ICから車で10分
駐車場あり(普通車30台)
2000年の眠りから目覚めた品種「大賀ハス」
綾部市・極楽寺
見ごろ:7月中旬〜8月初旬
非常に珍しく貴重な蓮である「大賀ハス」が咲く極楽寺。日本の古来種である「大賀ハス」は昭和26年に千葉市検見川で故・大賀一郎博士が発見し、三粒の内の一粒から増やされたものだと言われています。
発見翌年には見事に花を咲かせ、2000年の眠りから目覚めた蓮に、生物の奇跡として世界中が驚きました。さらに翌28年にはドイツの国際園芸博覧会でも開花。「大賀ハス」と名付けられ国際的にも認められた希少な品種です。
その後、千葉県が所持していた「大賀ハス」の種数粒が寄進され、毎年見事な花を咲かせています。
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極楽寺
住所:京都府綾部市白道路(はそうじ)町鎌倉田34
TEL:090-1132-8936(四方/しかたさん) ※お寺の総代さん
時間:見学自由
交通アクセス:JR山陰線「綾部」駅から車で15分、京都縦貫自動車道「綾部」ICから車で10分
駐車場あり10台(ただし法要など催事で込み合う場合があります)
35種類2,000株の蓮の彩り
宮津市・日ケ谷 花蓮の里公園
見ごろ:7月中旬〜8月下旬
宮津市北部山間、日ケ谷地区にある花蓮の里公園では、約35種2,000株もの蓮を見ることができます。中には約2000年前(縄文時代)の地層から発掘された種を育成した「大賀ハス」も見られます。
もともとは休耕田を広場として整備されたもので、約20a(アール)ほどの会場には蓮だけでなく、約15種類の睡蓮も咲いています。豊かな自然の中で可憐に咲く蓮の姿に心が癒されます。
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日々谷 花蓮の里公園
住所:京都府宮津市日ケ谷5126
TEL:0772-27-1911(花蓮の里同好会 土井さん)
時間:見学自由
交通アクセス:京都縦貫自動車道「与謝天橋立」ICから車で約30分
駐車場あり
- source:KYOTO SIDE
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