通じない!?関東と関西の違い「あるある」10選
3.カレーのお肉
和食にも洋食にも、どんな料理にも欠かせない「お肉」にも関東と関西で違いがあります。
例えば「牛肉の消費量」の1位は京都府で10,061グラム。2位以下は奈良県、和歌山県、大阪府と関西が上位4県にランクイン。
牛肉は精肉のなかでも値が張るお肉なので少しリッチな印象もありますが、牛肉の消費量が多いところは、逆に豚肉の消費量が少ない傾向にあるのだとか。そのため関西では、さまざまな料理に牛肉が登場するシーンが多いみたいですね。
お肉の違いがわかる料理のひとつに「カレー」があげられますが、関東圏をはじめとした東日本では「豚肉」、関西圏をはじめとした西日本では「牛肉」が好まれているようです。
もちろん家庭によってそれぞれ使うお肉は異なりますが、この違いは東西における家畜の歴史に関係しています。
農耕時、気温が低い関東は素早く作業できる「馬」が、温暖な関西はパワーのある「牛」が活躍しました。やがて肉の食用文化が進み、関西では「牛」を、関東では馬の代わりに「豚」を食する文化が浸透したそうです。
4.すき焼き
お肉繋がりでいうと、家庭料理の高級グルメといっても過言ではない「すき焼き」にも関東と関西で違いがあります。使用するお肉はどちらも牛肉ですが、作り方が異なるのだとか。
関東では肉や野菜などの具材を入れ、割り下で煮込んで食す「煮込む手法」が主流です。
反対に、関西では鍋に牛脂をひき、先にお肉を焼いてから醤油と砂糖で味付けをする「焼く手法」が採用されています。
また、焼く・煮るだけでなく、「煮焼き」にするケースもあるようですが、同じすき焼きでも関東と関西で作り方に違いがあるみたいです。
もちろんどちらも美味しいすき焼きなので、旅行先なので一度食べてみるのもいいかもしれませんね。
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