通じない!?関東と関西の違い「あるある」10選
9.部屋の広さ
関東と関西では「畳」のサイズも異なります。京都をはじめとした関西では「京間(きょうま)」という種類の畳が主流で、サイズは1910(6尺3寸)×955mmです。
それに対して東京をはじめとした関東では、「江戸間(えどま)」という種類の畳が採用されています。大きさは1760(5尺8寸)×880mmです。
「京間」と「江戸間」を比べてみても面積が異なり、例えば同じ6畳だとしても広さに違いがあることがわかります。
そのため関西で「京間」に慣れているかたが東京に上京して「江戸間」のお部屋に暮らすと、狭く感じることもあったみたいですね。
10.バカとアホ
侮辱の意味合いをもつ「バカ」と「アホ」という言葉。かなり失礼な言葉ですが、近しい人に使う言葉としては親しみを込めた意味合いも持ちます。
「バカ」に関していうと、「バカうまい!」「チャックがバカになった(壊れた)」のように、世代や地域によって使い道は異なり、日常的に使われることも珍しくありません。
この「バカ」と「アホ」という言葉、関東と関西で意味合いが異なります。例えば、関東ではあまり使われない「アホ」は関西でよく使われる言葉のひとつ。
冗談などをいったときに「アホやん」のように親しみを込めた言い方で使われ、優しさのある言葉としても認識されています。しかし、関東で「アホ」というと、侮辱の意味が強く響きます。
どちらにせよ、強い言葉にかわりはありませんので、人を傷つけてしまう可能性もなきにしもあらず。関係性なども考えた上で使ったほうがよい言葉ですね。
このように関東と関西にはさまざまな違いがあります。なかには真逆で、まったく異なる文化であることも珍しくない東西のカルチャー。もちろん、知られざる関東と関西の異文化はまだまだたくさんあります。
皆さんも違う地域出身のかたと交流する際は、お互いの異文化を楽しみながら、新しい発見を探してみてはいかがでしょうか。
- 参考:都道府県別統計とランキングで見る県民性 「とどラン」
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