通じない!?関東と関西の違い「あるある」10選

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2021/06/23

9.部屋の広さ

「東京」の和室 image by:Earthtogo/Shutterstock.com

関東と関西では「」のサイズも異なります。京都をはじめとした関西では「京間(きょうま)」という種類の畳が主流で、サイズは1910(6尺3寸)×955mmです。

それに対して東京をはじめとした関東では、「江戸間(えどま)」という種類の畳が採用されています。大きさは1760(5尺8寸)×880mmです。

「京都」の和室 image by:Chanclos/Shutterstock.com

「京間」と「江戸間」を比べてみても面積が異なり、例えば同じ6畳だとしても広さに違いがあることがわかります。

そのため関西で「京間」に慣れているかたが東京に上京して「江戸間」のお部屋に暮らすと、狭く感じることもあったみたいですね。

10.バカとアホ

image by:photoAC

侮辱の意味合いをもつ「バカ」と「アホ」という言葉。かなり失礼な言葉ですが、近しい人に使う言葉としては親しみを込めた意味合いも持ちます。

「バカ」に関していうと、「バカうまい!」「チャックがバカになった(壊れた)」のように、世代や地域によって使い道は異なり、日常的に使われることも珍しくありません。

この「バカ」と「アホ」という言葉、関東と関西で意味合いが異なります。例えば、関東ではあまり使われない「アホ」は関西でよく使われる言葉のひとつ。

image by:Stephane Bidouze/Shutterstock.com

冗談などをいったときに「アホやん」のように親しみを込めた言い方で使われ、優しさのある言葉としても認識されています。しかし、関東で「アホ」というと、侮辱の意味が強く響きます。

どちらにせよ、強い言葉にかわりはありませんので、人を傷つけてしまう可能性もなきにしもあらず。関係性なども考えた上で使ったほうがよい言葉ですね。


このように関東と関西にはさまざまな違いがあります。なかには真逆で、まったく異なる文化であることも珍しくない東西のカルチャー。もちろん、知られざる関東と関西の異文化はまだまだたくさんあります。

皆さんも違う地域出身のかたと交流する際は、お互いの異文化を楽しみながら、新しい発見を探してみてはいかがでしょうか。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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