通じない!?関東と関西の違い「あるある」10選

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2021/06/23

5.ドロケイとケイドロ

image by:photoAC

小さいころ、公園でどんな遊びをしていましたか?複数の友だちと一緒に「鬼ごっこ」や「缶蹴り」など、ルールさえ知っていればできる遊びを楽しんだ経験のあるかたも多いのではないでしょうか。

多種多様な子どもの遊びのなかでも「警察」と「泥棒」の2グループに分かれて、捕まえたり逃げたりする遊びがあります。

警察が泥棒を捕まえて「牢屋」に入れ、その捕まった人を泥棒の仲間が助けるという、鬼ごっこのようなものですね。

関東では泥棒と警察を略して「ドロケイ」と呼ばれる遊びです。しかし、関西では「ケイドロ」と呼ばれています。同じく警察と泥棒を略す呼び方ですが、関東と関西で違うことがわかります。

image by:photoAC

ルールに大きな相違はないようですが、全国的にみると「ケイドロ」と呼ぶ地域が多いそう。

さらに東北の一部の地域で「助け鬼」と呼ばれており、ほかにも泥棒と巡査から「どろじゅん・じゅんどろ」、盗人と探偵から「ぬすたん・ぬけたん」など、地域によっては呼び方が異なるのだとか。

6.出汁(だし)

「カツオだし」image by:photoAC

和食に欠かせない「出汁」についても、関東と関西の食文化の決定的な違いがあるといっても過言ではないでしょう。関東では「カツオだし」、関西では「昆布だし」を使うことが多いそう。

関東では、汁は飲まずに「絡めるもの」と思われているのに対し、関西では昔ながらの出汁文化が根強く染み付いているため、「飲めるもの」を前提に作られています。

「昆布だし」image by:photoAC

そのため濃さが違うことから呼び名も異なり、一般的に関東では「つゆ(濃い)」、関西では「だし(薄い)」と呼ばれているのです。


この文化の違いに合わせて人気カップ麺である日清の「どん兵衛」は、東日本と西日本で味を変えています。スープの色をみてみると違いが一目瞭然!ぜひ、食べ比べしてみてくださいね。

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