潮風を感じたい!京都の海が見えるカフェへ
真赤な灯台までお散歩しながら、淹れたてコーヒーを
三津の灯台珈琲(京丹後市網野町)
丹後半島の日本海側の付け根あたり、国道178号線から海側の道をどんどん坂を下っていくと突如、現れる小さな漁港。こちらが「三津の灯台珈琲」がある三津漁港です。
この漁港の一角にある建物を利用し、町の人が集まれる場所として、また釣り人やシーカヤック(こちらではシーカヤック体験もできるのです)を楽しみに来たかたの憩いの場になればと、2021年春にオープンしました。
メインの「コーヒー/430円」は京都市にある老舗喫茶店・六曜社で焙煎してもらったオリジナルブレンド。苦味を抑えたまろやかな味が魅力です。
木製のカップは地元の木工所で作ってもらったオリジナル(写真:上段中央)。灯台から放つ光とドリップのしずくを掛け合わせたロゴマークがおしゃれですね。
とはいえ、こちらはカフェスタンドなので店内にイスは数席しかなく、基本はコーヒーをテイクアウトして漁港から海を眺めたり、堤防の先にある赤い灯台まで散歩を楽しむ「お散歩スタイル」。お店のロゴマークが入ったオリジナルタンブラーに入れてもらうことも可能です。
このタンブラー、店主がビーチクリーンの活動をしていることから、使い捨て容器によるゴミを少しでも増やさないために、と作られたのだそうです。
そしてコーヒーと共にご馳走なのがこの景色!!赤い灯台は昭和46年に作られたんですって。灯台へは階段を登ったり岩場を歩くので訪れる方はスニーカーを履いていってくださいね。
写真ではこれ以上、ご紹介しておりませんが、本当にびっくりする景色が広がります!どんな景色かは、訪れたかただけのお楽しみに。
■■information■
三津の灯台珈琲
京都府京丹後市網野町三津4
080-3865-0855
10:00~17:00
定休日:水/木曜
日本のヴェネツィアでお団子をほおばる
伊根の舟屋 雅(与謝郡伊根町)
通りを歩いていると、どこかから潮騒の音が聞こえてくる海辺の町・伊根町。沿岸にそって約230軒もの「舟屋」が立ち並ぶ景色は、「日本のヴェネチア」ともいわれ有名です。
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「雅」があるのは、そのうちの一軒。伊根の老舗温泉旅館 油屋が営む1日3組限定の宿「伊根の舟屋 雅」に併設された茶店です。
細長い店内の奥に、きらめく海が見えるのがステキ。
こちらでいただけるのは、丹後産コシヒカリを使った手作りの「お団子/200円」。もち米ではなく、普通のお米を使っているので滑らかで柔らかいのが特徴です。夏はタレを少し冷たくして、冷やしみたらしにしてくれるそうですよ。
海辺に置かれたかわいらしい椅子に座り、潮風に吹かれながらのんびり過ごすのもおすすめ。目の前には伊根町の人や周辺の漁師さんたちが信仰してきた青島が見えます。お団子をほおばりながら、お店を切り盛りするお母さんに伊根の風習や祭りの話などを聞くのも楽しいですよ。
■■information■
伊根の舟屋 雅
京都府与謝郡伊根町平田552
0772-32-0280
9:30~17:00
定休日:木曜