外国人が日本人に思わずイラッとしてしまう、日本語の「禁断フレーズ」
被ろうな/スペイン語
帽子は普段から被りますか?筆者は子どものころベースボールキャップを被っていました。いまでは日差しが強い日にアウトドア用の帽子を被ります。
しかし思えば、思春期のころは髪型が崩れるからと真夏でもひたすら帽子を被らない時期がありました。親が親切心で「被りなよ」といってきても、反抗して「被らん」とはねのけていたと思います。
とはいえマラガやカディスのような南スペイン、またはバレンシアのように地中海に面したスペインの都市では、いわれる前に率先して被ってしまった方が良さそうです。
特に髪型の崩れを気にする女性は気を付けてください。周りから諭されるように「(帽子を)被ろうな」といわれたら、スペインの通行人が驚いてしまうかもしれません。
「被ろうな」はスペイン語で「Cabrona」に聞こえます。音は「カブローナ」といった感じ。スペイン語・英語の辞書を見ると「bitch」と書かれています。この英単語の意味は、知っている人もいると思いますが、大変失礼な言葉です。
「an insulting word for someone, especially a woman, who is rude or cruel」で「他人に対する軽蔑の言葉、特に失礼または残酷な女性に対する言葉」といった意味です。
帽子を被ってほしいがゆえに、周りは優しく声を掛けたつもりが、スペインでは最低の言葉に聞こえてしまう恐れがあります。
あまりないシチュエーションかもしれませんが、誤解を与えないためにも知っておきたい単語のひとつですね。
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