外国人が日本人に思わずイラッとしてしまう、日本語の「禁断フレーズ」

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2021/08/18

何気ない日本語が、海外では全く異なる意味を持ってしまうことがあります。日本で挨拶でも使う「どーも」がベトナムでは侮辱の言葉に聞こえたり、「不意」がロシアでは際どい意味に聞こえたり。

このように当たり前のように使っている日本語のなかには、海外の国では失礼な言葉になってしまうことも少なくありません。だからこそ言葉のひとつとして覚えておくとトラブルを避けることができるのではないでしょうか。

そこで今回は、海外で絶対にいってはいけない日本語の「禁断フレーズ」をご紹介していきます。

昨今は新型コロナウイルス感染症の影響もあって海外旅行が全くできない状況です。実際に試す機会も限られていますが、終息して海外旅行がまた自由に行けるようになったときは、再チェックしてから旅立ってくださいね。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

あっし(私)/ノルウェー語

image by:Shutterstock.com

皆さんは自分を自分で呼ぶとき、どのような呼称を使いますか?

筆者は昔「俺」と自分を呼んでいて、20代の後半から「私」というように意識して切り替えました。気が付けば「俺」と呼べなくなっていましたので、ちょっとした心がけで自分の呼び方は切り替えられるのですね。

あっし(私)?あっしはねえ、品川にまだ河岸のあった時分、東海道で唐茄子売りをしていたんだが」などと自分を「あっし」と呼ぶかたが仮にいたとすれば、ノルウェーでは「私」などに一人称を切り替えた方がいいかもしれません。

image by:編集部

「あっし」は「私」のくだけた言い方のひとつですが、ノルウェー語では別の意味に聞こえてしまいます。

ノルウェー語での「あっし」は「アー(↑)ッシ」という感じ。正確には日本語とちょっとイントネーションが違うのですが、連呼しているとそのうちノルウェー人に「どうした?」という目で見られてしまうかもしれません。


この意味をノルウェー語を英語訳すると「yuck」になります。

「yuck」を英英辞典「Macmillan English Dictionary」で調べると「used for saying that you think someone or something is dirty」と書かれています。日本語にすれば「何か汚い人や物を見て口にする言葉」といった感じです。

げっ!」とか「おぇ!」とか、そんな類の意味を持つ日常会話の間投詞なのですね。

仮にノルウェーの飲食店を訪れたとき、「あっし」と連呼してしまうと、店員やシェフに対しての侮辱の意味にとらえられてしまう恐れがあるので注意しておきましょう。

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