外国人が思わず激怒!?日本人が海外でしちゃいそうな「NG行動」

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2022/02/12

あごをかく/イタリア、フランスなど

image by:Shutterstock.com

次は、あごをかく動作です。軽いアトピー性皮膚炎が筆者にはあり、冬場で肌の状況が悪い日には、マフラーなどがかゆく感じます。手のひらでマフラーをつかみ首から引き離して、その手のままのどからあごの下をかく場合もあります。

しかしその動作は国によっては要注意です。新型コロナウイルス感染症が終息して、自由に旅に出られるようになったら、似たような境遇の人は首をかく際に注意した方がいいかもしれません。

この動作は英語で「chin flick」、フランス語で「la barbe」と呼ばれて、口論の際などに相手を侮辱するジェスチャーに近いからです。

イタリアフランスベルギーチュニジアでは「失せろ」「くだらないやつめ」「困らせるな」などの意味も持つそう。南イタリアでは「NO」の代用にもなるそうです。

何気ない瞬間にやってしまいそうな行動ですが、一応知っておいて損はないはず。乾燥肌を抱えて首がかゆくなる人は、保湿クリームなどをヨーロッパを旅行する際に持ち込んで、首周りのケアを怠らないようにしたいですね。

どうしてもかゆくてかく場合は、誤解を与えないようにかき方に注意してみるといいかもしれません。

このように日本ではOKだけど、世界の国によってはNGとされている行動も意外と多くあります。知らずにやってしまうと、外国人を怒らせてしまう可能性もゼロではありません。

とはいってもお互い違う文化で生きてきた者同士。それぞれのカルチャーに対する理解を忘れないことが最も重要といえるのではないでしょうか。

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翻訳家・ライター・編集者。成城大学文芸学部芸術学科卒。富山在住。主な訳書『クールジャパン一般常識』、新著(共著)『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日』。北陸のWebメディア『HOKUROKU』創刊編集長。WebsiteTwitter 

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