外国人が思わず激怒!?日本人が海外でしちゃいそうな「NG行動」
あごをかく/イタリア、フランスなど
次は、あごをかく動作です。軽いアトピー性皮膚炎が筆者にはあり、冬場で肌の状況が悪い日には、マフラーなどがかゆく感じます。手のひらでマフラーをつかみ首から引き離して、その手のままのどからあごの下をかく場合もあります。
しかしその動作は国によっては要注意です。新型コロナウイルス感染症が終息して、自由に旅に出られるようになったら、似たような境遇の人は首をかく際に注意した方がいいかもしれません。
この動作は英語で「chin flick」、フランス語で「la barbe」と呼ばれて、口論の際などに相手を侮辱するジェスチャーに近いからです。
イタリアやフランス、ベルギー、チュニジアでは「失せろ」「くだらないやつめ」「困らせるな」などの意味も持つそう。南イタリアでは「NO」の代用にもなるそうです。
何気ない瞬間にやってしまいそうな行動ですが、一応知っておいて損はないはず。乾燥肌を抱えて首がかゆくなる人は、保湿クリームなどをヨーロッパを旅行する際に持ち込んで、首周りのケアを怠らないようにしたいですね。
どうしてもかゆくてかく場合は、誤解を与えないようにかき方に注意してみるといいかもしれません。
このように日本ではOKだけど、世界の国によってはNGとされている行動も意外と多くあります。知らずにやってしまうと、外国人を怒らせてしまう可能性もゼロではありません。
とはいってもお互い違う文化で生きてきた者同士。それぞれのカルチャーに対する理解を忘れないことが最も重要といえるのではないでしょうか。
- 参考
- Around The World in 18 Gestures (Infographic)
- Don’t cross your fingers in Vietnam, give a thumbs up in Greece… or beckon someone over in the Philippines: Infographic reveals the most offensive gestures around the world
- 20 Foreign Hand Gestures To Watch Out For (5 To Try Ourselves!) – The Travel
- OK hand sign added to list of hate symbols – BBC
- Body Language in Turkey – Istanbul Guide
- Rude hand gestures of the world – The Telegraph
- Understanding European Gestures
- How (Not) to Shake Hands in Russia – The Moscow Times
- ロシア人はなぜそれほどまでに迷信深いのか? – Russia Beyond
- 11 Russian Superstitions (Because We Were Scared to Do 13) – The Moscow Times
- Families sue Universal Orlando after actor made white-power ‘OK’ gesture posing with girls
- image by:Shutterstock.com(イメージです)
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