【綾部市観光】癒し旅&歴史スポットから綾部市グルメまで一挙紹介!
綾部で見られる「君尾山」と「藤山公園」の雲海
君尾山は東北・上林地区にある標高582mの山で、トレッキングでも人気のスポットです。秋から冬にかけては雲海を眺めることができ、丹波地方の山々が霧に浮かぶように見える景色は、まるで絵巻物のような美しさ。
また、市街地南部にある藤山公園は手軽に雲海を楽しめるスポット。こちらも秋から冬にかけて、通称“寺山”と呼ばれる標高201mの藤山の頂から、霧に包まれた綾部の街並みが一望できます。早朝、朝日に照らされた美しい街並みの風景はとても魅力的。
かつて蚕都と呼ばれた地に創業したグンゼの歴史を知る「グンゼ博物苑」
JR綾部駅から歩いて10分の「あやべグンゼスクエア」内にある「グンゼ博物苑」。シャツやストッキングなどで知られる繊維製品メーカー「グンゼ株式会社が」創立100周年を記念して、大正時代に使用していた繭蔵を改造し、開苑した展示蔵です。
グンゼのあゆみを知る「創業蔵」「現代蔵」「未来蔵」と、イベントなどが開催される「集蔵」、受付や観光情報が得られる「今昔蔵」など5つの蔵からなり、創業者・波多野鶴吉の波乱万丈な人生を通して「蚕都」と呼ばれた綾部の歴史を垣間見ることができますよ。
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“もふもふ好き”にはたまらない「綾部ふれあい牧場」
綾部ICから車で約5分、看板に導かれて進むと「綾部ふれあい牧場」があります。牧場内には馬や羊、ヤギ、ウサギ、ネコなどたくさんの動物が暮らしており、スタッフによって愛情豊かに育てられた動物たちはとてもフレンドリー。
もふもふのかわいい動物たちと自由にふれあうことができ、1日中遊べます。動物好きにはたまらない、癒しの“もふもふワールド”です。
▶GWに行きたい! 京都・綾部ふれあい牧場はもふもふ♡パラダイス
「綾部トレイル」で大自然に触れながら「光明寺仁王門」で京都府北部唯一の国宝をチェック!
JR綾部駅から車で約30分のところにある上林地区は、里山の風景が残る美しいエリア。こちらでは森の魅力を感じながら歩く「綾部トレイル」が楽しめます。
コースは行者堂が残る「三郡山」コースや、商人や生活者、巡礼路としても往来の多かった古道「シデ山・大栗峠」コースなどがあり、草花や鳥を愛でながら豊かな自然を楽しめます。
また、光明寺や推定樹齢2000年の大トチを見て行く「君尾山ルート」では、光明寺の古い参道を通り、京都府北部唯一の国宝建造物・光明寺二王門を見ることができます。
光明寺は聖徳太子によって創建された寺ですが、戦乱や明智光秀らの焼き討ちにあい、本堂や諸堂は消失。二王門は諸堂から離れていたため今日まで残っているのだとか。仁王門の朱色が里山の風景に映え、美しい景色を見せてくれます。
▶すぐそばにある大自然「綾部トレイル」でトレッキングはいかが?
ひっそりと姿を潜めていた「私市円山古墳」
舞鶴若狭自動車道のトンネル上に半円形の不思議な土地が……。ここ、実は「私市円山古墳(きさいちまるやまこふん)」という大型の円墳なのです。
墳丘の規模は全長で81m、高さ10mの京都府内最大規模!こんなに大きな古墳なのに、舞鶴若狭自動車建設の際に偶然発見されるまで、ひっそりと姿を潜めていた古墳なのです。
墳頂部中央で発見された木棺内からは、短甲・冑・錣(しころ)・鉄刀・鉄鏃(てつぞく)・農工具・鏡・玉類などの副葬品も出土しており、現在は古墳公園として整備されているので、お出かけの際にはぜひ、立ち寄ってみてくださいね。
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