カツカレー熱愛女子が教える「きっとハマる!大阪市内の激ウマ名店」たち
とんかつ専門店の「本気」を感じる一皿/とんかつ一番2deux
―では、アリサさんが注目する、大阪のカツカレーを3軒、教えてください。
アリサ:はい。先ずは阿波座(あわざ)にある「とんかつ一番2deux(ドゥ)」の「米澤豚カツカレー」を。
とにかく、カツがきれい。断面を見とれてしまって、何分か食べるのを忘れてしまったくらい。「断面だけで米イケるやん」ってくらい美しい。「尊い」一皿ですよ。すべてに“とんかつ屋さんの本気”を感じますね。
―お皿にカレーパウダーがついてますね。
アリサ:おしゃれでしょう。さらにライスの上にガーリックチップがのっていて、これも愛せるポイント。お味噌汁とキャベツがおかわりできるのもありがたいです。
- とんかつ一番2deux(ドゥ)
- 大阪府大阪市西区京町堀3-8-13
- 阿波座
- 定休日:なし
- 11:30~15:00(L.O.14:30)、 17:00~21:00(L.O.20:30)
- 公式サイト
侮れない「喫茶店のカツカレー」/パンジャブ
―続いての注目のカツカレーは。
アリサ:大正の「パンジャブ」と。看板には「カレー&喫茶」と書かれていて、その時点でソソるんです。
―いわば、喫茶店のカツカレーですね。
アリサ:内装は昭和の喫茶店のまんまです。年季が入った椅子も、かわいいお皿も昭和レトロ。そして、運ばれてきたカツカレーの美しさ! 一粒一粒が立ったお米が本当にきれいで、胸がきゅんとなって、苦しくなりました。
―半分に切ったゆでたまご、いいですね。
アリサ:でしょ! さつまいもの付け合わせも、さりげなさが素敵なんです。一見「普通」。でもこの調和って、なかなかできないですよ。あと「喫茶」と銘打っているだけあり、食後に注文したコーヒーもバツグンにおいしくて。最初から最後まで幸せでした。
- パンジャブ
- 大阪府大阪市大正区泉尾2-4−6
- 06-6551-3551
- 大正
- 定休日:日曜日(変更あり)
- 7:00~18:00(変更あり)
- 公式サイト
意外!「居酒屋さんのカツカレー」/うれしい居酒屋 酒歌
―では、ラストの一軒を。
アリサ:穴場なんですが「居酒屋さんのカツカレー」を紹介します。新町の「うれしい居酒屋 酒歌(サカソング)」のカツカレーです。
―居酒屋さんにカツカレーがあるんですか。
アリサ:あるんですよ。緊急事態宣言が発令されたためランチとして始めたメニューで、好評なので解除後も継続していらっしゃるんです。実はこのお店、私の「カツカレー図鑑」を見て。カツカレーを始めたそうなんです。
―そうなんですか!
アリサ:驚いたのが、ベースがスパイスカレーなところ。
―スパイスカレーのカツカレーって珍しいですね。
アリサ:私も「スパイスカレーにカツは合わない」と思っていたんです。けれども、合いましたね。見事に仕上げておられて。キーマカレーにしゃばしゃばが混ざる感じの独特なカレールーは画期的だと思います。
あと、ライムが添えられていて、食べている途中で絞れば味変ができるんです。この発想はすごいです。「居酒屋の〆めにカツカレー」って新しいでしょう。これから流行るんじゃないかな。
- うれしい居酒屋 酒歌(サカソング)
- 大阪府大阪市西区新町2-19−20
- 西大橋
- 定休日:日曜
- 11:00~/17:00~(共に不定)
- 公式Instagram