すすきのから好アクセスでアートに浸る。ホテル「THE KNOT SAPPORO」の魅力
北海道らしさに触れる、ぬくもりある客室
客室は全140室。木のぬくもりと現代的なモダンデザインが融合した客室も札幌、そして北海道のエッセンスに触れられる空間としてしつらえられています。
ベッドは英国王室御用達のスランバーランド社製で寝心地はバツグン。柔らかすぎず揺れの響きが少ないのでダブルベッドでも寝返りが気になりません。椅子も部屋タイプごとに違うものが設置しています。
私が宿泊したのは、スタンダードダブル。スタイリッシュなフロントや廊下に比べ、客室は一見落ち着いたシックな雰囲気。背もたれ代わりにもなる “大きなヘッドボード” が、特徴的で目をひきます。
スタンダードツインルームなど一部の客室には、ヘッドボードに道南杉を使用しています。またベッドのサイドテーブルに札幌の開拓時代を支えた札幌軟石が使われているのも、この土地ならではのメッセージを伝えてくれますね。
ゆったりとした広さと、バス・トイレ別のスーペリアツインルームなら旅の疲れもしっかり取ることができそう。ベッドルームにはシティホテルには珍しくスライドドアが設置されており、防音性が高いのもポイント。
札幌の街を眺めるのなら、デラックスコーナーツインルームがおすすめ。エキストラベッドを入れて3名まで利用可能です。
各部屋には旭川・高橋工芸の木製のカップが。ドリップコーヒーと北海道産のミネラルウォーターもセットされています。
その土地の食の文化も旅の中で伝えたいという想いは朝食にも注がれており、2階にある「LES BOIS (レ ボア)」で朝食がいただけます。
同店の料理のテーマは「花」。メニュー監修を手がけたのは 「日本料理みえ田」「北海道割烹うさぎと亀」「てんぷら膳」など数多くの専門店を手掛け、ミシュランガイドにて星を獲得してきた三枝展正(みえだ・のぶまさ)さん。
見た目にも美しく目でも楽しめるよう、花が持つ色彩の豊かさを料理で表現するために、多くの盛付にはぜいたくに無農薬のエディブルフラワーが彩を添えています。
北海道産食材をふんだんに使用した朝食は、木の2段重に入れて提供される和食御前。蓋を開ければ、厳選した北海道産食材を使用した目にも鮮やかな品々がギュッと詰まっています。
ごはんは、白いごはんと炊き込みごはんの中から、好きな方をセレクト。メニューはすべて手作りの、オリジナルレシピとなっています。上品な味わいはもちろん、食感、そして目で見て五感で楽しむ贅沢を、朝から楽しんでみてください。
同店では新しくモダンな料理をさまざま用意。ランチ、カフェ、ディナー利用もできるので、街歩きの合間にもおすすめです。
また、ホテル内を歩くだけでも楽しいのが、「THE KNOT SAPPORO」の魅力のひとつ。アートキュレーションは文化芸術プロデューサーの木野哲也(きの・てつや)さんによるもの。
地下1階からホテルフロント2階へ上がる階段には、北海道にゆかりのある作家4名の新作を展示。「THE KNOT SAPPORO」のフィロソフィーを、アート作品を通して感じてもらう新しい試みです。
セイコーマートの角にあるギャラリー「KADO Gallery」は、アーティストの発表の場だけではなく、ファッションや音楽、飲食のPOP UPショップなど幅広く展開し、さまざまなカルチャーを発信できることを目指しています。
便利さとリッチさ、アートに旅ならではの空間を存分に楽しむことができる「THE KNOT SAPPORO」。旅行はもちろん、出張にも重宝するライフスタイルホテルなので、札幌を訪れる際は利用してみてください。
- THE KNOT SAPPORO(ザ ノット 札幌)
- 札幌市中央区南3条西3-16-2
- 011-200-5545
- すすきの/大通
- 公式サイト
- image by:THE KNOT SAPPORO
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