福知山の廃校リノベーション「THE 610 BASE」でいちご摘み&いちごスイーツを楽しもう!

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2021/12/30

その9 SNS映えスポットもいっぱい!

教室もできるだけ元の状態を残しているという校内はもちろんのこと、敷地内にはSNS映えスポットがいっぱい!ノスタルジックな雰囲気に浸るもよし、自分だけのお気に入りの場所を見つけるもよし、映える写真や動画撮影にもオススメです。

THE 610 BASEのシンボルツリー。旧・中六人部小学校時代から子どもたちが遊んだ樫の木。地元の人たちにとっても想い出深い木を、より素敵な空間として残すために、ウッドデッキををデザインしました。

足元にはウッドチップが敷き詰められていてフッカフカ。放っておくといろんなものが生えてくるそうですよ(笑)。

樫の木と共に当時のまま残されている桜の木。学校×桜は最高のフォトジェニックスポットですよね。

冬にはこんな雪景色が見られます。

知る人ぞ知る福知山の人気アウトドアブランド「Somabito」のオーナーが使用していたジープをディスプレイ。最近までナンバープレートもあり公道を走っていたというレアカーです。

エントランスを入ってすぐの壁には優しい雰囲気が元学校にぴったりの壁画が描かれています。アーティストのyuzzleさんによる作品で、2週間ほど福知山に滞在して描いてもらったのだとか。フランスの学校で使用されていたというブルーのベンチもオシャレ。ウォールペイントやジープを眺めながら、このベンチでスイーツを食べるのもイイですね。

そこかしこに元学校を感じる可愛いあしらいが。

外廊下もこの通り雰囲気があります。


なんと!こちらのモルタル壁、スタッフによるお手製。いちご栽培、スイーツだけでなく内装までも自分たちでという心意気がステキです。

FUN×FARMER=FUNMER がコンセプト

THE 610 BASEを運営するFIELD THE BASEの運営母体は、70年以上にもわたり、福知山市でIoTや電気設備の事業をしてきた井上株式会社。

「地域のために新規事業として何かできることがないか?農業をやるなら、技術屋の本業を活かした制御やシステムが使える農業ということでいちごハウスを始めるに至った」と代表の井上大輔さんは言います。

本業のスキルを活かした次世代向けスマート農業を採用。センサーでCO2と固定水温、地温。気温、日射量、平均温度、積算日射量をチェック。すべてのデータがスマホに連動しているそう。

新しい農法だけでなく、「育てることから食べていただくことまで責任をもって」というポリシーのもと販売方法にもこだわり、できるだけ卸さず、クリエイティブな付加価値を高め、収益も担保するというモデルにもチャレンジしていると井上さん。

とはいえ農業は初めての挑戦。さらに廃校を活用した地域と人を結びつけることへの挑戦でもあります。そこでまずコンセプトに掲げたのが「自分たちもやる」ということ。自分たちで農業をやってみる、楽しむという意味で、FUN×FARMERから造ったFUNMERという造語が合言葉。

はい、こちらの道しるべも手作り。

そしてこちらのルーム札も手作り。

Thank you strawberry much というダジャレにも FUNスピリッツが(笑)。

黒板アートもスタッフによるもの。「やる楽しさや、面白さを知らずにFUNMERとは呼べないだろう!」ということで、どんどん新たなことにチャレンジしているのだそうです。そしてその経験をどんどん伝えていく基地になればと井上さんたちの想いの詰まった場所になっています。

「六人部の地域のかたがすごい応援してくれてるんです。僕らは何したらいい?って言ってくれて、どんどん何でもやったらいいよって言ってくれるし、いつも声をかけてくれて地域の一部として扱ってもらっている」と井上さん。

コロナ禍のオープンでありながら、1年間で約5,000人が来場。今期のいちごハウスオープン後は、カフェスペースにブリュワリーのオープンも待ち構えています。さらに、グラウンドにバレルサウナやスケボーリンクも作りたいと井上さんを筆頭に、THE610BASEメンバーの夢は広がるばかり。

ゆくゆくは里山ライドなど、周辺をこのバイクで散策してもらうという構想もあるとか。

楽しい場所には必ず人が集まる。FUNMERが合言葉のTHE 610 BASE。誰もが笑顔になれる楽しいことがいっぱい詰まった素敵なこの空間、ぜひ訪れてみてください!

■■INFORMATION■■
THE 610 BASE
住所:京都府福知山市字大内1767(旧中六人部小学校)
TEL:0773-20-2015
受付時間:10:00~16:00
定休日:月曜/金曜(団体受付は除く)
入場料:無料 
※いちご摘み体験、ワークショップは有料
公式ホームページ

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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