日本のアレにびっくり!韓国人が衝撃を受けた「洗濯事情」
日ごろの家事のひとつに「洗濯」があげられます。乾燥機能付き洗濯機の場合、自動で乾燥までしてくれるのでとても便利ですし、ベランダなどの外に干さないので他人からの視線も気になることがありません。
ただ、日本では「外に干す」ことが一般的とされていた洗濯事情ですが、海外に目を向けてみると、そもそも洗濯物を外に干さない国も少なくないようです。
そのひとつが、距離的にも近い韓国です。韓国ではベランダに洗濯物を干すという文化がなく、来日した韓国人の皆さんは日本の洗濯スタイルに驚くことも珍しくないそうですよ。そこで今回は日本とは違う「韓国の洗濯事情」についてお話しを伺ってみました。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
日本では洗濯物を外に干すの?
人口密度の高いといわれる韓国。なかでも観光地としても人気のソウルは、都心部になるとかなりの密度になります。
実際にソウルを訪れたことのあるかたなら見たことがあるかもしれませんが、都心部の物件は基本的にマンション(韓国ではアパートといいます)がほとんど。
大学や大企業が集まる中心地から田舎の方へ行くと、もちろん一軒家もありますが、都会では高層マンションがたくさん立ち並んでいます。そんな韓国の住宅ですが、実はベランダに窓がついているのが一般的。
韓国のベランダには窓が付いている
「韓国ではベランダが室内にあるので、外で洗濯物を干すことができません。日本では、外にベランダがあり、洗濯物を直接太陽に当てることに驚きました」(韓国出身)
「ベランダというものがほとんどないので、洗濯物を外に干せず乾くのに時間がかかります」(韓国出身)
「日本のマンションに引っ越して、ベランダに窓がなくてスカスカなことに不安を覚えました。雨が降ったら外に洗濯物が干せないし、どこに干したらいいんだろうって悩んだことも…」(韓国出身)
多くのマンションではこの窓付きベランダに洗濯物を干すため、雨風が強い日でもOK。それに対し、日本では外にベランダがあるため、雨が降ったらすぐに取り込む必要がありますよね。
そのため来日した韓国人のなかには、ちょっと不安に思ったこともあるみたいです。もちろん韓国の窓付きベランダは物件によりますが、これなら洗濯物が飛んでいく心配もありませんよね。
このように「洗濯」という家事ひとつをとっても、国によって違う文化が見えてきます。いまでこそ乾燥機能付き洗濯機が浸透していますし、近くのコインランドリーに持ち込むこともできますが、母国とは違う洗濯事情にカルチャーショックを受けた人も少なくない様子。
まだまだ私たち日本人が当たり前に思っていることのなかには、外国人にとって異文化であることもあるはず。あらためてお互いの違う文化を楽しんでいきたいですね。
- image by:Unsplash
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