ゴルフ業界の新しい試みとは？

コロナ禍の影響で、業種によっては営業規制が行われたり、自粛を余儀なくされたりしたところもあるなかで、ゴルフ場はあの手この手を尽くして安心・安全な営業を続けています。

1.スループレイの奨励

日本のゴルフでは通常、18Hのプレイ中で9H終了後に休憩が入り、昼食の時間が設けられます。

ですがこの楽しいレストランのひと時をなくし、18H続けてプレイをすることで「3密」を回避しようとする動きが見受けられました。

北海道の場合、このスループレイは新型コロナウイルスが流行する前より行われてきましたので、どのゴルフ場も当たり前のようにこの方式が採られています。

2.レーキを使用しない

バンカーからボールを打ったあと、荒らされたバンカーをならすためのレーキを使用しないように呼びかけているところもあります。

具体的にはプレイヤー自身の足でならすことで、できるだけ後の人にも心地よく利用してもらうよう対処するという形です。

3.浴室の利用を避ける

プレイ後は汗を流すために、大浴場を楽しむというのが定番でしたが、脱衣所での「3密」回避のため、ゴルフ場によっては大浴場を閉鎖しているところもありました。

あるいはシャワーのみとしたうえで、できるだけ同じ時間に長時間、人が滞在しないような試みを採っていることころも。

その他、クラブハウス内の至ることころにアルコール消毒液が設けられていたり、パッティングの際は旗竿をカップに残したままにしたり。さらに組数自体の制限や、キャディ付きの場合はカートにキャディは同乗しないなど、ゴルフ場それぞれが頭を使って試行錯誤をしています。

プレイするゴルフ場がどのような感染対策を行っているかは、各施設の公式サイトに掲載されていますので、ご確認の上でプレイの予約をするようにしましょう。

今回ご紹介した2コースはいずれも、「カート乗り入れ可」のコースのため、打ったボールのそばまでカートを寄せることができます。

18ホール通しのスループレイとはいえ、体力的にもそれほどきつくなくゴルフをお楽しみいただくことができますよ。

料金も平日で1人5,000円前後と、本州のゴルフ場と比べても格安です。雄大な自然でのラウンドも旅程に入れつつ、ぜひ北海道でのゴルフ旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

• image by:石黒まり花
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• ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。