全国各地には、さまざまなパワースポットが点在していますよね。ご利益のある神社をはじめとして、その数はあげるときりがないほど。なかでも高い知名度を誇るパワースポットは、不思議と訪れるだけで力をもらえる気がするもの。

そこで今回は、関東随一のパワースポットともいわれる埼玉県の「三峯（みつみね）神社」についてご紹介。さらに秩父エリアには「秩父三社」と呼ばれるスゴい神社が集まっていますので、あわせて参考にしてみてください。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

人生がかわる？秩父にある「三峯神社」

関東随一のパワースポットとして有名な「三峯神社」。埼玉県の秩父にご鎮座する神社で知る人ぞ知る神社です。

イザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦神をお祀りする三峯神社は、夫婦和合、家内安全、五穀豊穣などのご利益があるのだとか。夫婦でお出かけするにもぴったりですね。

試しにインターネットで三峯神社で検索をしてみると…。表示されるのが「怖い」「人生が変わる」「人を選ぶ」「呼ばれる」「厳しい」などの検索ワードの数々。

不思議なパワーが宿るといわれる三峯神社は、「呼ばれた人だけが訪れられる」と思ってしまうほど、神聖な雰囲気があふれる場所です。

山道を登っていくと現れる美しい神社は、鳥居をくぐった瞬間からひんやりと澄んだ空気が広がります。

全国的にも珍しい「三ツ鳥居」とは？

約1,100mの山間にご鎮座する三峯神社は、「3つの峰が連なる」ことから名付けられたといわれています。さらに「3」という数字と縁が深いようで、「三ツ鳥居」という鳥居があることも忘れてはいけません。

この三ツ鳥居とは、通常のかたちとは異なり、鳥居の両脇に小さめの鳥居がくっついた様式。

全国でも珍しく、どうしてこのような形をしているのかは分かっていません。参道の入り口にあるので、ぜひ鳥居に注目してください。

狛犬ならぬ、全国的に珍しい「狛狼」

三ツ鳥居の前にも注目したいポイントがあります。それが「お犬様」です。

ただし三峯神社を守っている神様の使いは、狛犬ではありません。狛犬にしては細い体、そして尖った耳…そう、なんと「狼」なんです。

現代では残念ながら絶滅してしまったニホンオオカミ。狼は昔の人々にとって身近な存在だったため、山岳信仰が盛んな場所では、山の神様の使いとされていたのだとか。

そして三峯神社のお犬様は、盗難除けや火災除けとして信仰を集めました。神社の眷属（けんぞく／神社の神様にお仕えする存在）には、犬以外にもさまざまな動物がいますが、狼は全国的にとても珍しいですよね。

拝殿の側で龍が浮かび上がる？

参道を進んでいくと、極彩色の装飾が施された「拝殿」が現れます。とても美しく色鮮やかな拝殿は、1800年に建立されました。

息を飲むほどの美しさを誇る拝殿の側には、龍が浮かび上がったとされる石畳が。そこにもぜひ注目してみてください。この龍の姿を写真におさめて待ち受けなどにすると、運気がアップするという話もあるみたいですよ。

関東が誇る「秩父三社」がスゴい