第3位 犬山城／愛知県犬山市

「犬山城」は1537（天文6）年、織田信長の叔父・信康によって築かれたもの。木曽川を背にした小高い山の上の断崖の際に築かれています。

「姫路城」や「松江城」といった、ほかの現存天守とは築城時期が70年ほど古いため、様式も古風なのが特徴です。どこかかわいらしさが感じられます。

犬山台地の北にある犬山城から南に展開する城下町は、城に近い方が町人町、その周辺に武家屋敷が設けられています。城下町から坂の上を見上げた先に、お城を望むことができますよ。

第2位 松本城／長野県松本市

「松本城」は戦国時代の「深志城」を前身としていますが、現存しているには豊臣政権下において石川数正・康長親子が築いたものです。現存する天守は「日本最古の天守」ともいわれています。

この天守のほか、建設時期と様式が異なる小天守、櫓などが天守を形成しており、それらの天守群は、現在国宝に指定されています。天守部を含めて、漆壁で覆われているのが特徴です。

第1位 姫路城／兵庫県姫路市

第1位には「姫路城」が選ばれました。別名「白鷺城」と呼ばれる同城は、日本では特別史跡、国宝に指定されているだけでなく、世界遺産にも登録されています。

戦前の姫路は軍都であり、2度の空襲を受けたものの、奇跡的に焼失を免れました。修復、塗り替えを終え、真っ白な姿を取り戻し、“白鷺”の名があらためて納得させられました。

現存建築物のうち、大天守・小天守・渡櫓等8棟が国宝に、74棟の各種建造物（櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟）が重要文化財に指定されています。

今回は、日本全国にあるお城のなかから、「お城ファンの“推し”城ランキング」をご紹介してきました。皆さんの愛するお城はランクインしていましたか？国内旅行の際は、ぜひお城を訪れてはいかがでしょうか。自然の中で歴史を感じることができますよ。

• source:PR TIMES
• image by:Shutterstock.com（姫路城）
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