意外と違う?日本と韓国の「航空会社」を比べてみた【機内食や手荷物ルールも】

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2022/11/30

空港のラウンジでカップ麺とパック牛乳が定番

仁川空港のラウンジに置いてあるカップ麺。image by:シカマアキ

ソウルの仁川空港などには、ラウンジがあります。大韓航空とアシアナ航空の場合、「辛ラーメン」など韓国のカップ麺が置いてあります。カップ麺が好きな韓国人、ラウンジで自らお湯を注いで食べる人も多いです。

プルコギやキムチなどが置いてあるのも、韓国のラウンジならでは。ホットミールからサラダやサンドイッチなどもあるので、小腹を満たすには十分。ただ、日系航空会社のラウンジに見られる「カレー」「そば・うどん」のような料理は特になく、とても美味しいということもないという印象です。

ドリンクは、水などとともに「牛乳」がパックで置いてあるのも、韓国ならではといえます。お茶は、韓国らしい薄くて渋みが少ない緑茶と、高麗人参茶も。ビールは韓国のブランドです。

気を付けたい!LCCの手荷物ルールは日韓で違う

image by:viper-zero/Shutterstock.com

日韓路線は飛行時間が短いのでLCCで十分という人も多くいます。LCCの運賃は韓国そして日本ともに安いです。特に、機内持ち込みなどの手荷物ルールに、大きな違いが見られます。

日系LCCで日韓路線を運航しているのは、peach(ピーチ)とZIPAIR(ジップエア)です。いずれも、手荷物1個+手回り品1個、合わせて「7kg」以内と決められています。

チェックイン時や保安検査場の前などで必ず手荷物の計測があり、規定以上だと追加料金を支払ってカウンターで預けるか、機内へ持ち込める場合でもけっこう高額な追加料金を支払う必要があります。

7kg以上になりそうなら、航空券の購入と合わせて受託手荷物の分も先にオプション購入するのが最もお得です。

韓国のLCC「ティーウェイ航空」の機内持込手荷物ルール。image by:シカマアキ

一方、チェジュ航空、エアプサン、ジンエアーなど韓国系LCCは、基本的に、1個+1個ずつ合計2個「10kg」まで。なかには、カウンターで預ける受託手荷物が1個無料だったり、無料で機内食が付いていたりすることも。

前後の座席間隔(シートピッチ)が日系LCCより広い場合もあります。全体的に韓国系のほうが「ルールが緩い」というイメージです。手荷物などのルールはその都度変わります。最新情報を必ず事前にご確認ください。


韓国のエアラインを乗りこなせると仁川乗り継ぎも便利

image by:Victor Jiang/Shutterstock.com

韓国の航空会社でも、出発時の空港での搭乗手続き(チェックイン)や手荷物のルールなどは、基本的に日系航空会社とほぼ変わりません。日本同様、韓国でもルールにのっとり、きちんとチェックしている印象です。

保安検査場でも、手荷物をしっかり検査されます。また、ソウルの仁川空港は日本語での案内もあり、利用しやすい空港です。

日系と同様またはそれ以上に、韓国系エアラインも航空券のお得なセールを頻繁に行っています。サポートなどは韓国がメインにはなるものの、日本語対応もあります。

いざ使ってみると使い勝手よく、しかもお得。特に手荷物ルールが緩いのはお土産が増えた時など重宝します。機会あればぜひ韓国のエアラインに搭乗してみてください。

  • image by:シカマアキ
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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ジャーナリスト・フォトグラファー。飛行機・空港、旅行、ホテル、グルメなどをメインに、国内外で取材、撮影などを行う。雑誌やWEB向けの記事、写真や旅行などのセミナー講師も務める。元全国紙記者。大阪在住。

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