お得に賢く堪能!「金沢旅行」初心者におすすめな1泊2日名所めぐり

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2023/03/04

兼六園」や「ひがし茶屋街」などの観光名所をはじめ、好奇心の街といわれている石川県の金沢。観光スポットがまとまっているので、1泊2日でも十分満喫することができる北陸を代表する観光地です。

今回、私にとっては初めての金沢でしたが、とても満喫できました。実際にめぐったルート観光地、そして観光をするときにお得な方法もなど、金沢旅行初心者だからこそわかったポイントをあわせてご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

1泊2日で「金沢」へ。お得なパスが大活躍!

image by:岡田すみえ

今回のアクセスは、東京駅から北陸新幹線「かがやき」に乗車し、金沢駅へ向かいました。長野県と富山県を経由して約2時間30分ほど。

お昼過ぎに金沢駅へ到着し、駅構内にある観光案内所で「SAMURAI PASSPORT(サムライパスポート)」を購入しました。

これは加賀百万石海遊ルートにある対象の文化施設に、1,000円で2日間は何度でも入場可能というもの。対象施設である「兼六園」や「武家屋敷跡 野村家」、「金沢21世紀美術館」などへは優待価格で利用できます。

  • 「SAMURAI PASSPORT」
  • 販売場所は公式サイトをご確認ください。
  • 2日間1,000円
  • 公式サイト
  • ※一般・大人料金を基準とした単一料金です。

まずはお腹も空いていたので、バスで「近江町市場」へ。金沢駅東口にあるバス停付近では、1日乗り放題パスなどの販売もしています。

私が乗った「金沢市内1日フリー乗車券」は、大人600円でSuicaなどの交通ICが使えて便利でしたが、ローカルのバスには使えないので現金が必要になります。

  • 金沢市内1日フリー乗車券
  • 販売場所は公式サイトをご確認ください。
  • 大人600円/子ども(小学生)300円
  • 通年販売中
  • 有効期限:1日
  • 公式サイト

まずは「近江町市場」でお腹を満たす!

image by:岡田すみえ

金沢駅から10分もかからず、近江町市場に到着しました。早速、中へ入ります。市場内には美味しいものを求めてたくさんの人がいますが、食事処は昼時ということもあって、どこも長蛇の列。

海鮮丼の看板が多く目に入ってきますが、金沢といえば「のどぐろ」は外せません。白身のトロともいわれており、一年を通して脂乗りが良い魚といわれています。いつ食べても美味しいお魚なんですよね。


image by:岡田すみえ

この日は、2022年11月6日からカニ漁が解禁されたこともあり、この時期しか食べられない「香箱ガニ」や「加能(かのう)ガニ」など金沢を代表する旬の味を求めて、地元客や観光客が集まっていました。

昼食には待ち時間が短めのお店を見つけたので、そちらで並ぶことに。実際に数分で入店できました。

ただこの日は個人的に移動などで少し疲れを感じていて、生物を食すことに不安を感じていたので、「しらす丼」と「お蕎麦」をいただきました。

「近江町市場」で食べたしらす丼。image by:岡田すみえ

時期によっては新鮮な「生しらす」をいただけるそうですが、この日は茹でたしらすです。

同店では、このしらす丼も人気だそうで、早速金沢の名物をいただくことができました。お料理も美味しかったのですが、器が「九谷焼」だったのも見逃せません。さすが金沢です。

  • 近江町市場
  • 石川県金沢市上近江町50
  • 北鉄バス・まちバスに乗車し「武蔵ヶ辻・近江町市場」で下車すぐ
  • 9:00~17:00(店舗によって異なります)
  • 公式サイト

ホテルは立地で選ぶべし!ニューオープンの「SOKI KANAZAWA」へ

「SOKI KANAZAWA」image by:岡田すみえ

お腹も満たされたところで、ホテルへチェックイン。今回は、2022年11月19日にオープンしたばかりの「SOKI KANAZAWA」にて宿泊します。

こちらはなんと近江町市場の向かいにあるというロケーションだったので、そのまま市場をぬけて向かいました。

私はバスを利用しましたが、金沢駅からは徒歩で約15分ほどの位置にあります。自動チェックインでスムーズにチェックイン。接触を避けたいご時世だからこそ、自動チェックインはありがたいです。

Photo:shuhei tonami

ウェルカムスイーツとして、加賀麩の専門店・不室屋の「生麩まんじゅう」と、金沢名物の「棒茶」をお部屋でいただきました。

生麩まんじゅうは、しっとりとして滑らかな食感とほんのりとした食感の美味しいおまんじゅうで、ホテルから数分の距離にお店があったので、お土産に買って帰ったくらいです。

image by:岡田すみえ

お部屋にて、ひと休み。小上がりにあるキングベッドでダラダラしながら、これから向かう目的を検索します。

私はシングルユースのお部屋に滞在しましたが、さまざまなタイプがあるそう。

image by:岡田すみえ

例えばひとり旅やカップル向けの部屋、ファミリーやグループでの旅におすすめな4名定員のお部屋など、12タイプを用意しているとのこと。旅のスタイルにあわせて利用できるのは嬉しい限りですね。

客室のデザインは、白木や鉄などを中心とした自然の素材感ある風合いで、丸みを帯びたベッド上の天井は旅の疲れを癒す柔らかさ。

image by:岡田すみえ

山中漆器の木地を使った木製の湯呑みや九谷焼の製作過程で生まれる不純物を釉薬にリユースしたソーサー、珪藻土のコースターなど地元の工芸品を利用することができます。


美しいステンドグラスの「尾山神社」へ

image by:岡田すみえ

少し疲れも取れたところで、金沢散策に出かけることにします。ホテルからの徒歩圏には「ひがし茶屋街」や「金沢城」など主要観光地がありますが、まずは「尾山神社」へ。

image by:岡田すみえ

こちらはホテルから約10分ほどのところにある神社で、、加賀藩初代藩主・前田利家公と正室お松の方を祀っています。

全国的にも珍しい和漢洋の3つの建築様式が用いられた神門の最上階には、ステンドグラスがはめ込まれていて印象的です。

現存する日本最古の避雷針もあります。日没後から夜10時まではライトアップがされていて、光に浮かび上がる様子は幻想的な雰囲気です。

  • 尾山神社
  • 石川県金沢市尾山町11-1
  • 北鉄バス「南町・尾山神社」下車で徒歩で約3分
  • 公式サイト

「金沢城」から「兼六園」へ、艶美な夜をゆったり散策

金沢城のライトアップも必見

「鼠多門・鼠多門橋」image by:岡田すみえ

尾上神社の脇道を通っていくと、金沢城の「鼠多門・鼠多門橋」に到着します。私が訪れた時期は、金沢城と兼六園の夜間ライトアップが行われていました。

金沢中央観光案内所でもらった『夜間散策マップ』を参考に進んでいくことに。

「三の丸広場」のライトアップは幻想的。image by:岡田すみえ

玉泉院丸庭園から橋爪門、金沢城公園までの道のりを歩いて行きます。金沢城公園はとても広いので、途中の休憩所などでひと休みしながら夜道を進んでいき、石川門から兼六園へ向かいます。

気軽な「城山亭」で加賀料理を味わう

兼六園へ行く前に、茶店通りにある「城山亭」というお店で夕食を取ることにしました。

image by:岡田すみえ

加賀料理を提供している食事処で、ここの一番人気の「じぶ煮」をいただきます。石川県を代表する煮物で、鶏肉やすだれ麩、季節の野菜を煮たものだそうで、金粉まで添えられていました。

このじぶ煮は、江戸時代から食べられていたとされる武家料理だそうです。少しとろみのある煮物で、添えられているワサビがアクセントとなる美味しい一品でした。

「兼六園」の幻想的で美しいライトアップ

image by:岡田すみえ

腹ごしらえをしたところで、兼六園に向かいます。ライトアップされたお庭は幻想的で美しかったです。

兼六園のシンボルでもある「徽軫灯籠(ことじとうろう)」は混み合っていて一歩通行です。この付近は行列ができていたので、その列に加わり鑑賞しました。

image by:岡田すみえ

「唐崎松」や「霞ケ池」に映る景色を望みながら散策します。兼六園はとても広いので、ゆったり1時間ほどかけて散策し、バスに乗ってホテルへと戻ることにしました。

  • 兼六園
  • 石川県金沢市兼六町1
  • 金沢駅から城下まち金沢周遊バスに乗車し「兼六園下・金沢城(石川門向い)」または「兼六園下・金沢城(白鳥路前)」下車してすぐ
  • 大人320円/小人100円
  • 年中無休(時雨亭除く)
  • 3月1日~10月15日7:00~18:00、10月16日~2月末日8:00~17:00
  • 公式サイト

ホテルへ戻って疲れをしっかり癒す

image by:岡田すみえ

さて、ホテルには大浴場があるので、そちらできょう1日の疲れを癒すことにしました。

加賀温泉の公衆浴場で昔から親しまれているかけ湯場を設えた大浴場で、旅の疲れをリセットします。

image by:岡田すみえ

お風呂上がりには、コーヒー牛乳と金沢にある福光屋さんの甘酒が飲めて、内側からも整えます。甘酒はあっさりとした味わいで、とても美味しかったです。

image by:岡田すみえ

部屋に戻る途中に「サシェ(香り袋)」づくりの体験ができるので、作ってみることに。

石川県産のヒバチップを袋に詰め、ヒノキの香りのアロマオイルを垂らします。宿泊客は誰でも体験可能で、お土産として持ち帰ることができます。私は寝る時に枕元に置いて檜の香りを楽しみながら就寝しました。

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