ドイツ・ベルリンの世界遺産「博物館の島」徹底観光ガイド!おすすめの「アート市」情報も
ミュージアムショップや週末のみ開催のアート市場もあり!
博物館の島にある5つの施設に加え、ぜひ立ち寄りたいスポットがほかにもあります。
ジェームズ・ジモン・ギャラリー(James-Simon-Galerie)
5つの施設の総合エントランスともいえる建物が、2019(令和元)年7月にオープンした「ジェームズ・ジモン・ギャラリー」です。
ジェームズ・ジモン(1851~1932)は博物館の島における芸術パトロンの1人で、『王妃ネフェルティティの胸像』の寄贈者でも知られます。
ここもギリシャ神殿を思わせる白亜の建物。館内には、ミュージアムショップ、クローク、トイレなどがあります。ペルガモン博物館と新博物館はすでにつながり、そのほかの博物館とも連絡通路で結ばれる予定です。
- ジェームズ・ジモン・ギャラリー
- Bodestrasse 1-3, 10178 Berlin, Germany
- 「S」「U」Museumsinsel駅
- 入場料:無料
- 休館日:月曜日
- 10:00~18:00(木曜日20:00まで)
- 公式サイト(ドイツ語)
博物館の島 ベルリンアートマーケット(Berliner Kunstmarkt an der Museumsinsel)
ベルリン各所で行われる「蚤の市」は、“掘り出し物”を探す地元民や旅行客にも人気。
ポーデ博物館の前の運河沿いで週末に行われる蚤の市では、いまや貴重な旧東ドイツの古本、コイン、切手、絵はがきなどが販売されています。
さらに、地元のアーティストが手掛ける斬新なデザインの絵画やグッズなども。ベルリン土産としてもおすすめです。
- 博物館の島 ベルリンアートマーケット
- Am Zeughaus 1-2, 10117 Berlin, Germany
- 「S」「U」Museumsinsel駅
- 11:00~17:00ごろ(土日のみ開催)
- 公式サイト(ドイツ語)
新ナショナルギャラリーなど、ベルリン市内には博物館が多く点在
ベルリンはまさに文化財の宝庫。その所以は「博物館の島」あるといっても過言ではありません。
1日ではとても回り切れない膨大なコレクションの数々、これを見るために世界中から旅行者が1年を通して訪れます。
「旧博物館」と「新博物館」があるように、「旧ナショナルギャラリー」と別に「新ナショナルギャラリー」もあります。
新ナショナルギャラリーは博物館の島ではなく、ポツダム広場にあり、近代から現代の絵画作品を所蔵。
特に、新ナショナルギャラリーの奥にある「絵画館」(Gemaldegalerie)では、ラファエロ・サンティ、サンドロ・ボッティチェッリ、ヨハネス・フェルメールらの名画が人気です。
アートの街でもあるベルリンは、ドイツ屈指の人気が高い旅行先。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- image by:シカマアキ
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