韓国のスタバは世界一?マニアも旅行者も日本より100%楽しめる魅力とは
「韓国らしさ」が感じられるスターバックスも見逃せない
また、スタバはその国ならではの伝統や文化などにのっとった店舗があることも。韓国でも見られます。
韓国南部にある観光都市、慶州には「韓屋(ハノク)風」の店舗があります。慶州にある「大陵苑店」です。
店内には、靴を脱いで座ってくつろげる座敷があることでも有名。また、大邱(テグ)に2022年10月にオープンした「鍾路古宅(チョンノコテク)店」も、韓屋建築の外観が特徴的で、早速、観光スポットに。
ソウル中心部、市庁近くにある「小公洞店」も外観が韓屋風。ちなみに、ここはスターバックス・コリア本社と隣接し、関係者の利用も多めです。
また、「スターバックス」の店名をハングルで表記する店舗も。
ソウルの「仁寺洞店」が有名で、ほかに光化門や景福宮などの駅近くにある店舗で見られます。
日本のスタバにない「ドリンク」メニューあり、アイスティー充実
スターバックスで販売されているドリンクは、「スターバックスラテ」や「フラペチーノ(R)」などは世界中どの店舗にもあるものの、国ごとに微妙に異なります。
例えば、「お茶」のラインアップ。
アールグレーやミント、緑茶、ハイビスカスなどのアイスティーをはじめ、済州キンカンのティー、済州のオーガニック抹茶で作られたラテなども。
日本を除く海外店舗でおなじみ、マンゴードラゴンやレモネード、アサイーなどを使ったカフェインレスの「リフレッシャー」というアイスドリンクも増えています。
また、ティーバッグが入った箱で売られている緑茶も、よく見ると「JEJU GREEN TEA」です。
韓国限定のコーヒー豆「Byeol Dabang Blend(ビョルダバンブレンド)」もあり、これもお土産でおすすめ。
ビョルダバンとは「ビョル(星)+ダバン(茶房)」で、韓国人が親しみを込めて、スターバックスをこう呼ぶことにちなんだ商品です。ソウルの明洞に「ビョルダバン店」もあります。
パスタやスープも?日本より「フード」の選択肢が多い
韓国のスターバックスで販売されているフードも、日本とは大きく異なるといっても過言ではありません。ラインナップが豊富な点では、日本より韓国の方が上です。
例えば、クロワッサン、ベーグル、スコーン、マカロンなど。店舗によっては、店内のオーブンで焼いたという焼き立てパンも。
ケーキも、まるでスイーツ店かと思うほど多く並ぶ店舗もあり、色が鮮やかで写真映えするものも少なくありません。
また、サンドイッチだけでなく、サラダ、パスタ、さらに、スープまで。瓶に入ったヨーグルトも韓国のスターバックス名物です。
さらに、カステラやチョコレート、サツマイモや栗などのドライフルーツまであります。
いずれもスターバックスのロゴ入りなので、お土産で渡すとネタになるかもしれません。
グッズは空港店舗でも!ソウル乗継時も購入チャンス
海外のスターバックスといえば、ご当地グッズ。韓国の場合、韓服を来たベアリスタが人気です。
また、ハングル文字が書かれたマグカップやタンブラーも、韓国土産に最適。グッズが販売されるペースが日本よりも早いので、もし見かけて気に入ったら迷わず、その場で買いましょう。
グッズの種類や品数なのは、店舗によって異なります。ソウル・仁川空港のスターバックスには、韓国全土のマグカップなどが置いてあることも。出国エリアにも店舗があり、韓国に入国せずにソウル乗継だけの時にも利用できます。
韓国スタバはやや高級、最近は激安カフェに押され気味
韓国では、その他のコーヒーチェーン、例えば「EDIYA COFFEE」「A Two Some Place」「HOLLYS COFFEE」「Angel in Us」など多くある、まさにカフェ激戦区。
最近は「COMPOSE COFFEE」「MEGA COFFEE」といった、大手より安いコーヒーチェーンも人気です。
スターバックスは1999年に韓国1号店がオープンしたときは、やや高値でした。韓国人の所得が上がったいまも、他のコーヒーチェーンよりもやや高めです。
それでも、日本と同じ感覚で利用でき、Wi-Fiが使え、スマートフォンなどが充電できる電源が多いのは、旅行者にもメリット大。
韓国への旅行ついでに、休憩やお土産探しなど、機会あればぜひ利用して、海外旅行ならではの「日本との違い」を体感してみてはいかがでしょうか。
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