美しい雨が絶景に…雨の日にこそ「映える」観光スポット7選
龍ヶ窪の池/新潟津南町
新潟県津南町にある「龍ヶ窪の池」は、いたるところから湧き上がる地下水によって形成され、その湧水の豊富さから決して濁ることがないと言われる神秘的な池です。
龍ヶ窪の名前は、龍が三日三晩雨を降らせて池を作ったと伝える龍神伝説から。ブナやミズナラが茂る神秘的な佇まいは、いかにも龍が棲んでいそうな雰囲気で、龍神伝説が生まれたことも納得。
あまりにも透明度が高いため、水面には空より青く、森よりも深い緑が映し出されますが、特に雨の日の美しさが白眉で、濡れた木々が湖面に映し出される深緑の池へと変身を遂げるのです。ちなみにその湧水量は毎分30トン、1日約43,000トンだとか!全国名水百選にも選ばれた名水でもあります。
- 龍ヶ窪の池
- 新潟県中魚沼郡津南町谷内6217
- 025-765-5585(津南町観光協会)
- 津南駅
- 定休日:冬期閉鎖
- 営業時間:終日開放
- 津南町観光協会ホームページ
やんばるの森/沖縄本島
楽しみにしていた沖縄旅行での雨は、ついていないなぁとがっかりしがちですが、そんなときにこそ出かけてほしいのが本島北部にあるやんばるの森です。
西海岸与那から東海岸安田集落へと抜ける県道2号線はやんばるの原生林の中を横断するルートで、そこに広がるのは、わさわさと大きな葉を四方に伸ばす亜熱帯の植物たちの姿。
南国の森ではすべてが規格外に大きく、鬱蒼と生い茂る背の高いシダ植物の様子はここがジュラシックパークかと思うような迫力。
雨の日は水に濡れた緑が一層濃く陰影を放ち、実にドラマティック!ダイナミックな生命力の美しさに心打たれます。やんばるはヤンバルクイナやリュウキュウヤマガメをはじめたくさんの希少な動物たちが生息する場所なので、彼らとの出会いも期待できます。
車の姿をあまり見かけないのでスピードを出しがちですが、運転には細心の注意を。ゆっくりとスローペースで森のエネルギーに触れてください。
- やんばるの森
- 沖縄県国頭村/大宜味村/東村
- おきなわ物語(沖縄観光情報Webサイト)
寒い季節の雨の日は暖かいお部屋でまったりと過ごすのが幸せですが、緑豊かな季節には雨の日にも、ちょっと雨の風景を探しに出かけてみたくなります。公園も海も山も、普段よりもぐんと人が少なくて、いつもとは違った音や匂いに気づくことも。
雨の日に心地よく過ごせる自分だけのとっておきの場所を探しに出かてみてはいかがでしょう。
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