最近SNSで何かと話題…「牛乳を注ぐ女」を所蔵するアムステルダム国立美術館の歩き方
時間があったら、こんなスポットもぜひ
さて有名作品の他、館内にはこんなスポットも。よかったらぜひ覗いてみてください。
1.え?人が入ってる時計?
入場口から左手に進むと、企画展やワークショップを行う別館やアジア館に向かいます。その途中にあるのがこの時計。時計の向こう側に人がいて、文字を消したり書いたりしているアート作品なんです。
気づかないと素通りしてしまいそうな展示ですが、ふと気づくと足を止めて見入ってしまう人も多数。ほんとに向こう側にこの仕事をしている人がいるんじゃ?と思ってしまうおもしろさです。
これはオランダ人のマールテン・バース氏の作品ですが、オランダのスキポール空港にはさらに大きな時計があるんですよ。
2.ヨーロッパで触れるアジア美術
当館はアジアの芸術作品の所蔵も多くあります。アジア館には日本のお寺から持ち運んだ仁王像の展示のほか、季節で内容が入れ替わる日本の芸術作品のギャラリーがあります。この時は掛け軸の展示を行っていました。
3.お土産探しにぜひ。ミュージアムショップ
美術館といえば、ミュージアムショップも欠かせません。有名作品をモチーフにした雑貨やポストカードの他、オランダ生まれのキャラクターであるミッフィーとのコラボグッズもかわいい!オリジナルロゴが入ったトートバッグも人気です。
「牛乳を注ぐ女」のミッフィーちゃんもありました!ミッフィーはオランダ生まれのキャラクターで、こうさぎを意味する「ナインチェ」と呼ばれています。
チケットは早めに予約が必要。セット券も時間指定が必要なので注意
最後にアムステルダム国立美術館の利用方法について紹介します(2024年5月時点の情報)。
- アムステルダム国立美術館
- Museumstraat 1, 1071XX, Amsterdam
- 入場料:大人22.5ユーロ/18歳以下無料
- 休館日:なし(年末年始も開館)
- 開館時間:9:00~17:00
- ホームページ(英語版)
※館内は写真撮影OKです。ただしフラッシュは使用禁止、他の来場者の迷惑になるような撮影も控えましょう。
※公式サイトによると、火曜・水曜、また11時前と15時半過ぎは比較的混雑が少ないとのことです。
<チケット購入・日時予約>
購入、日時予約ともに公式サイトからオンラインで行います。入場日時を指定しますが、滞在時間は自由ですよ。日程が決まったら、ぜひ早めに入場時間枠を抑えましょう。
<アクセス方法>
アムステルダム国立美術館がある場所は「ミュージアムプレイン(ミュージアム広場)」と呼ばれています。アムステルダム中央駅からは、地下鉄52番で2駅、Vijzelgracht駅で降りて徒歩7分ほどです。
ミュージアムプレイン周辺は、路面電車やバスも多く通っています。アムステルダムの中心地からは少し離れていますが、行きやすい場所ですよ。
またミュージアム広場は、広い芝生広場の周りに「ゴッホ美術館」や、バンクシーやキースへリングなど現代アートが勢ぞろいする「MOCOミュージアム」なども並びます。ぜひ合わせてオランダのアート旅を楽しんでみてくださいね。
- source:アムステルダム国立美術館(英語版)/アムステルダム国立美術館 収蔵作品ライブラリー/2023年の世界の主要美術館入場者数
- image by:Bert e Boer/Shutterstock.com
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