東京に行った時に買って帰ると喜ばれる「定番の土産」10選

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2024/08/21

東京は「お土産天国」といっても過言ではないほど、多くのお土産がそろっていて、まずは誰しも迷うでしょう。特に、東京駅や羽田空港などでは「限定」も多く、いわば行くたびに新しいお土産が次々と登場しているかのような激戦区です。

定番中の定番「東京ばな奈」は期間限定の味も多い image by:株式会社グレープストーン/PR TIMES

東京から出張で、また帰省で戻る時、どのお土産を選べばよいのでしょうか。まずは東京土産の定番、外すことがまずない商品を、東京出張歴25年で今も継続中の筆者が、実際にすべて食べ比べた結果から、ピックアップして紹介します。

定番と言えば「東京ばな奈」。限定コラボも多い

2024年「東京ばな奈の日」記念で1週間のみ発売された商品 image by:株式会社グレープストーン/PR TIMES

まず、東京土産で誰でも知っている、知名度抜群といえば「東京ばな奈 見ぃつけたっ」です。登場したのは、意外と昔ではない平成3(1991)年とのこと。

image by:株式会社グレープストーン/PR TIMES

ふわふわのスポンジケーキに、バナナのカスタードクリームが入り、口の中でバナナの甘い味と香りがふんわり広がります。子どもからお年寄りまで味わうことができ、個包装なので職場のバラマキ土産としてもおすすめ。

image by:株式会社グレープストーン/PR TIMES

平成30(2018)年、8月7日が「東京ばな奈の日」として日本記念日協会に登録。この記念日、また時期によっては限定の味やコラボレーション商品なども販売されます。東京都内の主要駅など販売場所も多く、入手しやすいのもうれしい点です。

これも定番「東京たまご ごまたまご」は満足度高い

「ごまたまご」も東京土産の定番。年代問わず渡しやすい image by:PR TIMES

東京ばな奈といわば双璧ともいえる東京土産が「東京たまご ごまたまご」です。これも東京ばな奈と同様、主要駅など比較的入手しやすさも魅力。

白い玉子型がかわいく、中身は黒ごまペーストと黒ごまあん。そのあんはカステラ生地で包まれ、ホワイトチョコレートでコーティングされています。つまり4層からなるお菓子と、なかなか贅沢な味わいが楽しめます。

定番に加え、すいーとぽてたまご、チョコたまごキャラメルブラウニー、メロンたまごなど味の豊富さも。よく東京へ行く人には違う味を渡すと、変わり種として喜ばれるかもしれません。

上品で味わい深い「舟和本店 芋ようかん」

「舟和の芋ようかん」で知られる人気の東京土産 image by:PR TIMES

東京土産の和菓子で人気が高いのが「舟和本店 芋ようかん」です。「必ず買う」という出張のビジネスパーソン、地方へ帰省する人も少なからずいます。


舟和は、明治35(1902)年創業の老舗和菓子店。芋ようかんは、その創業時からの看板商品で、当時は羊羹(ようかん)が高級品だったために考案されたとのことです。

しっとり食感に、いもの甘さが絶妙。さつまいも本来の味が楽しめる贅沢な和菓子です。着色料、保存料、香料などは使用せず、消費期限が短めではあるものの、東京土産で渡すと喜ばれることは間違いないでしょう。

あんこ玉が入った商品も人気が高い image by:PR TIMES

舟和では「あんこ玉」も人気です。小豆、白いんげん、抹茶、いちご、コーヒー、みかんの6つの味があります。口の中であんを包む寒天が弾ける食感が楽しめ、自然な甘みが楽しめます。


高級感ある「とらや」の羊羹は持ち運びしやすさも

とらやの羊羹。2024年夏パッケージ小形羊羹5本入(期間限定)image by:株式会社虎屋/Digital PR Platform

羊羹といえば「とらや」も、東京土産の定番です。とらやは、室町時代後期に京都で創業し、1869年の東京遷都に伴い、東京にも進出しました。

その羊羹のあんを作るのは、小豆から煮て3日がかり。寒天と砂糖を加えてじっくり煉(ね)って仕上げます。

昔から変わらない、程よい甘さが魅力のおいしさ。なにより高級感あり、目上の人への土産などでも重宝します。崩れにくくて運びやすい、常温で日持ちする点でもおすすめです。

東京ミルクチーズ工場「クッキー」は懐かしさと新鮮さ

東京ミルクチーズ工場で最も人気の「ソルト&カマンベールクッキー」image by:株式会社シュクレイ/PR TIMES

東京土産として、「東京ミルクチーズ工場」も根強い人気があります。こだわりの厳選ミルクとチーズを使用し、懐かしさと新鮮さの両方が味わえるお菓子です。

東京ミルクチーズ工場「ソルト&カマンベールクッキー」image by:株式会社シュクレイ/PR TIMES

特に、北海道産牛乳とフランス産グランドの塩を使って焼き上げたクッキー生地に、カマンベールチーズのチョコプレートをサンドした「ソルト&カマンベールクッキー」は看板商品といえる人気ぶり。子どもはもちろん、ワインにも合うため大人へのお土産としても喜ばれるでしょう。

東京駅ほか都心の主要駅、羽田空港などで入手できるため、もし見かけたらぜひ買ってみてください。季節限定の味もあるので、お見逃しなく。

満足の味とスタイリッシュなデザイン「プレスバターサンド」

プレスバターサンドの「珈琲」はブランド史上最も人気で2024年8月20日から限定復活 image by:株式会社BAKE/PR TIMES

外はサクサク、中はトロリと甘い「PRESS BUTTER SAND(プレスバターサンド)」も人気です。はさみ焼き製法でサクサク食感に焼き上げたクッキー生地、フレッシュバターを使ったバタークリームとなめらかなバターキャラメルを2層ではさんだお菓子。素材の魅力を引き出すのに、最小限の材料のみで丁寧に作られているのも特徴です。

image by:株式会社BAKE/PR TIMES

ひと口で、口の中にふんわり広がるバターの風味、塩味が効いたキャラメルとバタークリームの組み合わせは、まさにやみつきになる美味しさ。クッキーがボックス型なのは、食べやすさを考慮してのことだそうです。

商品パッケージの洗練されたデザインも、東京土産として渡すには最適。定番商品はもちろん、時期限定の味が時々発売されるので、ぜひチェックしてみてください。

口どけ感がたまらない「N.Y.キャラメルサンド」

こだわって作られたサンドで焼き印もおしゃれ image by:東京玉子本舗/PR TIMES

東京駅に近い大丸東京店で人気と話題を集めたのが「N.Y.キャラメルサンド」です。この大丸東京店、実は新幹線に乗る前に買いやすい、百貨店ならではのこだわりの東京土産がそろうスポットです。

同商品は、世界の美食家が集まる1960年代のアメリカ・ニューヨークで人気だった「ハバナサンド」からインスピレーションを得て作られたという商品。クッキーに押されたオリジナルの焼き印はセンスの良さが際立ちます。

黒糖の香りがするキャラメルが、なめらかなクーベルチョコレートで包まれ、バター風味のクッキーでサンドされています。特に、口の中でクッキーが割れ、クッキー、チョコレート、キャラメルが口の中いっぱいに広がる瞬間は、まさに至福の時。口どけ感がたまりません。

おしゃれでセンスあふれる東京土産として、また自らもぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。


バタースイーツ専門店が手掛ける絶品「バターフィナンシェ」

バターバトラーで定番人気の「バターフィナンシェ」image by:株式会社シュクレイ/PR TIMES

「バター」のおいしさが堪能できる東京土産として人気なのが、バタースイーツ専門店である「Butter Butler(バターバトラー)」の「バターフィナンシェ」です。世界中の産地から選りすぐりのバターで作られ、「本当に美味しい」と一時話題となりました。

特に、バターバトラーのお菓子に使われているヨーロッパ産の発酵バターは香り高くて風味がよく伝わり、門外不出という「魔法のシロップ」がかかっています。これにより、外はカリッと、中はジュワッとする食感は、バターバトラーならでは。執事(バトラー)のイラストがデザインされた商品パッケージもおしゃれです。

同店で同じく人気の「バターキャラメルポット」image by:株式会社シュクレイ/PR TIMES

定番商品は、そのバターフィナンシェやバターガレットなど。タルト生地にカスタードクリーム、ビターなキャラメルソース、マスカルポーネのクリーム3種類を流した「バターキャラメルポット」も人気なので、ぜひ。

かりんとう専門店「麻布かりんと」和洋で味が豊富

麻布かりんと「かりんといろは」は食べきりサイズでいろいろな味が楽しめる image by:PR TIMES

麻布十番に本店があるかりんとう専門店「麻布かりんと」は、たくさんの味のかりんとが味わえることで人気です。特に、看板商品の「麻布かりんと」は、国産の黒糖が使われ、黒ごまがおいしさを引き立てています。

その他、梅や牛乳、はちみつ、ピーナッツ、黒豆きな粉、ねぎ味噌のほか、レーズン、アップルパイ、メープルシュガーといった洋風の味も。「夏野菜かりんと」のような季節限定の味も販売されます。

東京限定「東京芝エビ天」はサクサク食感にハマる

東京限定「東京芝エビ天」は歌舞伎モチーフのパッケージも土産に最適 image by:PR TIMES

土産として、煎餅は常温で誰もが好きなお菓子。東京土産でおすすめなのは、東京都内でのみ販売されている、「ゆかり」で知られる坂角総本舗の「東京芝エビ天」です。

芝エビを江戸料理かき揚げで仕上げ、その芝エビの香りと風味がじっくり味わえます。サクサク食感で何枚でも食べたくなる、まさに手が止まらないおいしさ。賞味期限も60日と長め。歌舞伎をモチーフとしたデザインも東京らしさを醸し出しています。

以上、東京土産として定番商品を紹介しました。ほかにも、雷おこしや資生堂パーラー、名菓ひよ子など、数多くあります。もし可能ならじっくり時間をかけ、東京土産を選んでみてください。

  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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ジャーナリスト・フォトグラファー。飛行機・空港、旅行、ホテル、グルメなどをメインに、国内外で取材、撮影などを行う。雑誌やWEB向けの記事、写真や旅行などのセミナー講師も務める。元全国紙記者。大阪在住。

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