女性の方が好意的?モチベが上がる「インセンティブ旅行」調査
業務に対してのインセンティブの有無は、会社を決める要因のひとつともなり得ます。そのなかで古くから取り入れている会社も多いのが、優秀な成績を収めた社員やチーム、販売店などにボーナス等の金銭ではなく報奨として与えられる旅行としての「インセンティブ旅行」です。
耳にしたことがある人もいるかと思いますが、実際に導入されているという職場はどのくらいあるのでしょうか。
この度、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が10代~70代の男女823名を対象に「インセンティブ旅行」に関する調査を実施。どこの地域への旅行が定番となっているのかを含め、その結果をご紹介していきます。
女性の方が「インセンティブ旅行でモチベーションが上がる」と回答
「勤め先でインセンティブ旅行の制度はありますか?」という質問では、8割以上の人が「いいえ」(85.3%)と回答し、ある人は14.7%と少数派であることがわかりました。
制度がある人の割合が最も多い業種は「金融・保険」(33.3%)となり、続いて「マスコミ・広告・デザイン」(31.3%)、「メーカー」(23.6%)となっています。
「行き先は?」という質問では「海外」(81.6%)が8割以上となり、インセンティブ旅行では海外へ行く方がポピュラーであることが判明。旅行先で最も多かったのは「ハワイ」(44.1%)で、続いて「アメリカ本土」(34.4%)、「グアム」(28.0%)という結果になりました。
国内では「北海道」と「沖縄県」(共に38.2%)が同率で1位となり、続いて「東京都」(27.3%)「神奈川県」(25.5%)が選ばれています。
「インセンティブ旅行の制度があると仕事に対するモチベーションは上がりますか?」という質問では、7割以上の人が「上がる」と回答。「とても上がる」(男性:33.5%、女性:41.5%)と回答した人は女性の方が多く、男性よりも女性の方がモチベーションに響くと感じる人が多いようです。
仕事に対する士気が上がるといった意見がある一方で「会社の人ではなく家族との旅行であれば嬉しい」といった意見や「部署が偏る」といった意見も見られます。実際に導入する場合は、これらの課題をクリアしてこそモチベーションの向上に繋がるのかもしれません。
与えられるものとして嬉しい旅行ではありながら、人それぞれの好みや志向もあるため、実際の導入は難しい場合もあるインセンティブ旅行。みなさんはこの結果を見て、どのような感想をお持ちになったでしょうか。
source:@Press
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