あー、メンドイ。旅行前の「検索疲れ」、47%がうんざりと回答
旅行の計画を立てる時に必須なのが、インターネットを使った情報収集です。しかし、あれもこれもと必要な情報を探すうちに、検索にものすごくイライラしてしまったり、疲れてしまった経験があるのではないでしょうか。
旅行前の検索によるストレスについて、Hotels.com(TM)が世界26カ国の方々を対象に実施した調査によると、「旅行前の終わりなきネット検索」で、多くの人が疲労困憊していることがわかりました。早速、その内容をご紹介します。
「友人に約2万円を払ってでも検索を依頼したい」旅行前に検索疲れ
今回の調査で、ミレニアル世代の旅行者のおよそ3人に1人(32%)が、人生における最大のストレスのひとつとして、旅行の事前計画を挙げていることが判明しました。
なんと7人に1人以上は20時間以上を検索に費やしているそう。なかにはスクロールのしすぎで、間違った場所や日付で予約をしてしまったことがあると回答した人も37%存在していることがわかりました。
検索疲れは平均「46分」で始まり、91%もの旅行者はほかの旅行者の口コミ評価を参考にしているそうです。また検索疲れからか、52%の旅行者は以前行ったことがある場所を旅行先にチョイス。
25%は旅行を断念し、40%は「検索が面倒」と不十分な状態で予約をし「必要以上にお金を払った」と考え、36%は「友人に約2万円を払ってでも検索を依頼したい」と思っているとのこと。
日本のミレニアル世代の旅行者も、47%が「さまざまな候補を検討することにうんざりする」、61%が「候補の数に圧倒される」と回答するなか、「休暇の計画は人生最大のストレスのひとつ」という回答は世界の回答と比較して18%にとどまり、世界全体の32%を下回る結果に。
他国と比較して長期休暇を取得することが難しい日本では、休暇計画自体が、日々の忙しい生活から解放してくれる存在なのかもしれませんね。
世界全体と比較すると、日本は休暇計画をかなり前に始める傾向があるなか、一方で「完璧な休暇のために週末ずっとネットで候補を検討する」「完璧な休暇の過ごし方を見つけるために毎日検索する」と答えた旅行者は世界の結果を下回りました(それぞれ日本45%:世界77%、日本38%:世界59%)。
日本は仕事などでなかなか検索の時間が取れず、効率を重視したいというニーズが潜在的にあるようです。
もうすぐ10連休にもなるゴールデンウィークが訪れるため、旅行計画はいつもより気合いが入っているという人も多いのではないでしょうか。「検索疲れ」で旅行自体の楽しみが減ってしまわないように、効率の良い計画について考えてみるのも良いかもしれませんね。
source:PR TIMES
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