意外な1位に秋田県。2019夏、人気急上昇の国内外旅行先TOP5
2019年のお盆休みもスタートし、夏本番です。今年はどこにお出かけになりますか?とはいえ、あまりの暑さと人の多さに、まだどこへ行こうかと決めあぐねている方もいるかもしれませんね。
そこで今回は、国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパンが発表した「2019年夏休み 人気急上昇の旅行先トップ5」をご紹介します。
このランキングは、スカイスキャナー経由で予約された、7月15日〜8月31日出発の往復便の席数を昨年と比較して、伸び率の高い順に示したものです。
間違いなく楽しめる人気エリアへ向かうか、人気の場所を避けて穴場を探すか。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
国内トップ5
第5位 福岡県/伸び率+146%
「福岡県」では、福岡空港が2019年4月に民営化されました。30年後の2048年度までに路線数を現在の約2倍の100路線に増やす目標を掲げています。
この福岡空港と東京国際空港(羽田空港)を結ぶ便の予約が4倍以上になり、全体の伸びを支えているようです。
夏の福岡観光では、海の中道がおすすめ。玄界灘を望める海の中道海浜公園や、イルカやアシカのショーが楽しめるマリンワールド海の中道でリフレッシュしましょう。
第4位 東京都/伸び率+150%
旅行先の定番である「東京都」。都内や周辺のテーマパークの夏のイベントが人気を集めているようです。
定番の東京ディズニーリゾート(R)の2019年8月中の注目株は「ソアリン:ファンタスティック・フライト」。シミュレータータイプのアトラクションで、海外のディズニーのものに東京オリジナルのシーンを加えています。
第3位 宮城県/伸び率+152%
2019年8月、エアアジア・ジャパンがLCCとして初めて仙台国際空港と中部国際空港セントレアを結ぶ線の運用を始めました。これにより、国内から「宮城県」へのアクセスが向上すると期待されています。
宮城県の8月といえば、“東北三大祭り”のひとつである「仙台七夕まつり」がキラーコンテンツ。今年も多くの観光客が訪れましたが、LCC就航で来年以降はさらに多くなるでしょう。
第2位 青森県/伸び率+204%
「青森県」は、2018年版のランキングでは1位。夏休みの旅行先として人気があります。8月には“東北三大祭り”のひとつである「青森ねぶた祭」があり、これが人気の中心。
また夏の八甲田連峰は高山植物の花どころで7月はキンコウカ、8月はミヤマアキノキリンソウなどが咲きます。十和田湖から流れ出ている奥入瀬渓流も、涼しさを求める観光客でにぎわいます。
第1位 秋田
今回1位になったのは、やや意外にも感じる「秋田県」でした。同県は東京(羽田)と大阪(伊丹)からの予約が伸長し、全体の伸びに貢献しているよう。
また、こちらも“東北三大祭り”といわれる「秋田竿燈まつり」が8月初旬に開催されることもあり、夏場の人気上昇を後押ししています。