ポートランドには珍しい!隠れ家的テイスティングルームに行ってきた
こんにちは!「クラフトビール天国」ポートランド在住の東リカです。
今回は、秋も深まるこの季節にもぴったりな“隠れ家的なクラフトビール”のお店に行って来ました。
地下深く、醸造所内にあるテイスティングルーム
今回お邪魔した「アップライト・ブリューイング(Upright Brewing)」は、フランスやベルギーの伝統的なスタイルをパシフィック・ノースウェスト(アメリカ北西部)風にアレンジしたビール造りで知られる、近年注目のブルワリーです。
こちらのテイスティングルームは、ビールの美味しさはもちろん「看板がなくて場所が分かりにくい。しかも醸造所の中にある」と聞いて以来、ずっと気になっていたのです。
お店が入っているのは、ロイド・ディストリクトの1階がカフェのビルの中。建物の奥の方にある矢印に沿って、階段を降りていくと…
もう1フロア下へ…
ようやく到着したかと思いきや、ドアの向こうはまた階段…
「本当にここかな?」という不安感と、「なんだか面白そう!」という期待感が入り混じります。
ドアを開けるとあ、紛れもなくそこは醸造所!!!
噂通り、醸造所の中にあるテイスティングルームにたどり着きました!
秘密基地のような醸造所で作られるユニークなビールの数々に驚き
ビールは、バーカウンターでキャッシュオン形式で購入するスタイル(伝表をつけておいて、後でまとめて支払うこともできます)。
タップ数は12種類で、5oz・12oz・16oz・20ozの他、ピッチャーやグラウラー(樽生持ち帰り用の缶)など、ビールによって多少の差はあるものの、様々なサイズで注文が可能です。
せっかくなので、スタッフにオススメの4種類を5ozずつ集めた試飲セット(フライト)を作ってもらいました。
スタッフがセレクトしてくれたのは、左から樽熟成の桃入りワイルドエール「2019 Fantasia」、18ヶ月間オーク樽で酵母とバクテリアを使ってタートチェリーと共に発酵させたセゾン「Four Play」、オープン発酵で作った「Two Tone」、ジャーマンピルスナー「Engelberg Pilsner」です。
スタッフが一番のお気に入りだというのは、左から2つ目の「Four Play」。かなり癖のある複雑な味わいのビールです。
私が一番好きだったのは……。桃と迷うところですが、一番右のピルスナー「Engelberg Pilsner」。キリリとスッキリ、しっかり苦くて香り高いビールでした。