【無人島通信】1日のシメはドラム缶風呂。夏の思い出、子どもキャンプ

7月の終わりに長崎県もようやく梅雨が明けました。蝉が鳴きカエルも元気に飛び跳ねています。雑草も勢いよく伸びています。今年の夏から草刈り要員としてヤギが2匹、ここ田島にやって来ました。黙々と草を食んでいます。

田島通信

日中はやはり暑いのか、木陰で休憩しつつ。人間が近づくと「しゃあねえ、仕事するか〜」といった感じで仕事を再開です。頑張れヤギ達! 一昨年もらってきたカノコユリも咲き始めました。田島に本格的な夏がやってきました。

夏といえば無人島子どもキャンプ!!

昨年に続き、今年の夏も田島で子どもキャンプ(7月編)を開催しました。今年は長崎県各地から10名の少年達が参加してくれました。

今年のキャンプのテーマは「自由に遊ぶ!」です。決められたプログラムはなく、子ども達がやりたい事をやる3日間! さあ今年はどんな子どもキャンプになるのか!!

田島通信

島に上陸して、まずは作戦会議。この3日間のメニュー、やりたい事をみんなで決めます。「バーベキュー!」「ラーメン!」「釣った魚を焼いて食べる!」「スイカ割り!」「マシュマロを焼いて食べる!」「朝は簡単なおにぎりでよかさー」食べたいものがどんどん出てきます。

「魚釣りしたい!」「海水浴!」「その日にやりたい事決めればよかやろー」やりたい事もみんなそれぞれです。結局その日にやりたい事をやるという事になりました。

初日は釣りと海水浴とドラム缶風呂。それぞれに楽しんでいたようです。夜はみんなハイテンションで夜遅くまで騒いでいました。最初は不安げな子どももいましたがスタッフが介入しなくても自然に仲良くなっていきます。

田島通信

2日目と3日目は雨が続きました。風も強く、大雨も。それでも子ども達は食事作り、魚釣りなどを楽しんだようです。釣った魚は全て食べ、島の畑からジャガイモを掘りホイル焼きで食べたり。

一番の人気は焼きマシュマロ。初めて食べた子もいて追加で買い出しに行くほどでした。タコを釣り上げて吸盤で吸いつかれ噛まれた子もいました。それだけで大興奮です。みんないい夏休みの思い出が出来たかな。


田島通信

キャンプ終了後、お母さんたちから嬉しいメッセージがいくつか届きました。

「帰りの車の中でずっと楽しかったー、また来年も参加したい!」
「やっぱり家が落ち着く。次の日、宿題という現実にやっぱり田島が良かった」
「8月のキャンプにも参加したいと涙ながらにお願いされました。それまでに夏休みの宿題を終わらせるという条件付きで8月もお願いします」

10人の大事なお子さんを3日間預かる子どもキャンプはとても楽しいけれど、やはり神経を使います。自由なキャンプではありますが、安全第一です。

無事に終わったときはほっとします。そんな中、このようなメッセージをいただくと「あー、この仕事やってて良かったー」と心から思います。

田島通信

子ども達が大きくなったときにこの夏のキャンプの事を少しでも思い出してくれたらそれだけで嬉しいなー。8月のキャンプも楽しみです!

大村湾開発 田島事務所

住所:長崎県西海市西彼町亀浦郷727-2
電話番号:0959-29-5005
※田島事務所から田島まで船で5分

image by:『大村湾~無人島~滞在記「田島」』

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

いま読まれてます

長崎県の大村湾に浮かぶ無人島・田島。昨年夏に“自然体験リゾート”として生まれ変わったこの島の魅力を、土門拳文化賞受賞フォトグラファー・山頭範之氏の美しい写真で紹介。

WebSite

エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
【無人島通信】1日のシメはドラム缶風呂。夏の思い出、子どもキャンプ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます