話題の「泊まれる本屋」以外にも。全国の一風変わった「泊まれる◯◯」

TRiP EDiTOR編集部
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2017/02/08

島ごとアートの直島にある泊まれる美術館「ベネッセハウス」(香川県)

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image by: Wikipedia

1992年にオープンして以来、国内に限らず世界的に認知度を高めきたのが、香川県直島にある現代美術館の「ベネッセハウス」。

建築家の安藤忠雄氏が建設したことでも有名な本館「ミュージアム」には、美術館、宿泊施設、レストラン、カフェ、バーなどが完備されています。

本館の『ミュージアム』

image by: Wikimedia

地下1階から2階まであるミュージアムには、アンディ・ウォーホル、キース・へリングから、国吉康雄氏、柳幸典氏まで、現代アートを代表する錚々たる芸術家の作品が展示されています。

「自然・建築・アートの共生」をコンセプトとしているように、屋内屋外問わず、その周辺一体が芸術作品の展示スペースとなっています。今では、直島のシンボルとなっている草間彌生さんの作品南瓜」を始めとした、現代美術の先駆者ダン・グラハム氏大竹伸朗氏などの著名なアーティストの作品が屋外に展示されています。

 

Jaume Solerさん(@jaume_soler)が投稿した写真

 

Ryan Xinyi Wangさん(@rynobit)が投稿した写真

 

ベネッセハウスミュージアムの他にも、あのクロード・モネの絵が所蔵されている「地中海美術館」、欧州諸国で知名度の高い李禹煥氏の絵画や彫刻などが展示されている『李禹煥美術館』などもあるので、美術館巡りだってできます。

また、宿泊施設は全4棟で、建築にも芸術的なこだわりがみられます。

ミュージアム」は美術館の中に設けられた、作品に1番違いホテルです。室内は、収蔵作家のドローイングや絵画、版画などが展示が飾られています。「パーク」は、安藤忠雄建築の中でも数少ない木造の施設で、瀬戸内海が見渡させる抜群の眺めが評判です。また、こちらに宿泊すると、毎日開催されている宿泊者限定のアートツアーにも参加できます。その他にも、小高い丘に建てられた6室のみの「オーバル」や海辺に近いスイートタイプの「ビーチ」などの宿泊施設があります。


宿泊施設を完備した『パーク』

image by: Wikimedia

 

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室内には温かみが溢れる「パーク」

image by: 公式サイト

気になる宿泊料金は、約3万2千円〜(通常シーズン・1室2名利用時の室料)と少々お高めですが、室内でも屋外でも、現在美術に1日中触れられる『ベネッセハウス』は至福の時間を与えてくれるはず!

ベネッセハウスミュージアム
【住所】香川県香川郡直島町字京ノ山3419番地
【営業時間】 8:00 ~ 21:00
【定休日】年中無休
【入館料】1,030円
ベネッセアートサイト直島公式サイト

 

次は親子連れにおすすめな島根県の宿泊もできる博物館へ。

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