ほほ檸檬しなさい。香川県豊島の「檸檬ホテル」で甘酸っぱい体験を
「檸檬ホテル」が提案するユニーク過ぎるルールとは?
いろいろとユニークな「檸檬ホテル」において、宿泊者にはさらにユニークなルールが課せられるのですが、そのルールというのが以下のもの。
檸檬ホテル宿泊者のルール
- 互いのことを、センパイ、コーチ、きみ、もしくは下の名前で呼ばなくてはいけない。(お父さん、ママ、おい、ねえ、は禁止)
- センパイには肩もみをしなくていけない。
- 事ある毎に、感謝を口にしなくてはいけない。
- 隠していた愛情を口に出して伝えなくていけない。
- 上記の全てを行わなくてはいけない。
うーーーん、と思わずうなりたくなるこのルール。読めば読むほどじんわりとそのユニークさがツボにしみこむ感じです。
無理難題に聞こえないこともありませんが、実は、これは豊島で過ごす時間を楽しんでもらうために考えられたルール。ひとつルールを設けることによって日常ではなかなか表現できない思いを言葉にできるのではないか?という気持ちが込められているのです。
ルールを守れなかったらどうなるんだろう?という問いには、「守れなかったら。きっといつか“なんであの時言えなかったんだろう”と思春期のとき感じたことのある、あの思いが残るでしょうね(笑)」とは酒井支配人。なんだか意味深です。
一見意味不明なようですが、実は「檸檬ホテル」のルールは、何もない島で何もないを楽しむためのなかなか粋なはからいとも解釈できます。
確かに一緒に行くメンバーによってどんな化学反応が起こるかわからないし、風に香る檸檬と青空と、島の人たちと交わすちょっとした会話と、棚田や四季の緑の風景と、もしかしてお天気だったらものすごい星空が見えてしまうかもしれない…そんな未知の世界へのワクワク感も感じます。
普段とは違う時間を過ごし、それぞれにちょっと甘酸っぱい記憶を持ち帰ってもらう場所。それが「檸檬ホテル」なのかもしれません。そして、きっとアートはそんなところから生まれるのです。
酒井支配人に一言で「檸檬ホテル」を説明すると?と尋ねたら、ズバリ「アート」ですとの即答が。
最近、ココロにビタミンCが足りていないと感じているそこのあなた、体験型アートの旅などいかがでしょうか?
檸檬ホテル
香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃984
Tel: 080-6776-9353
公式サイト
- image by:檸檬ホテル
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。