ジモトのココロはTRiP EDiTORに生まれ変わりました。

神様はいるの?いないの?「神無月」の語源を考える

TRiP EDiTOR編集部
2017/10/09

いろいろ調べてみると、とりあえず「神無月」の「神様がいなくなるから」という説は、中世以降、出雲大社の御師が全国に広めた後付け」のものらしい、ということがわかってきました(「俗説」ということで説明している事典類は多いはず)。

今のところ「な」は「の」の意味のある格助詞で、「神の月」という意味だと解釈するべきようです。となると、「ではなぜ旧暦10月は神様の月なのか?」という疑問が湧いてきます。

そこからまたいろんな説が出てくるのですが、今のところ「決定打」はなさそうです。こういうところにも、古代へのロマンが潜んでいると言えますね。

他にも「師走」も「(師匠)の僧があちこちで経を上げるために走り回る月」だという説がありますが、これも俗説とされています。

漢字表記がなんとなく「師が走る」というのと合うのでそんな感じがしますが、本来は別の語だったのが、時間を経て変化して「しはす」となったと考えるのが適当のようです(ただ、元の語がなんだったかは、これまた諸説あります)。

語源の探求というのは非常に難しいもので、かなりいい加減なものも少なくありません。ただ、そこの中に、その説を作った人、受け入れていった人々の何かしら共通の思いがあったものと…私は思います。そう思うと、俗説は俗説でまたロマンを感じることができるのではないでしょうか。

image by: Shutterstock.com

 

『1日1粒!『幸せのタネ』』 この著者の記事を見る/メルマガ 「楽しく豊かな人生」を送るために役立つさまざまな気づきを,「学び」をキーワードに「幸せのタネ」として毎日お届けします。

TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。

神様はいるの?いないの?「神無月」の語源を考える
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます
ついでに読みたい
 全国 海外も注目。古き良きニッポンで「古民家ステイ」が静かなブームに ★ 723
 埼玉 外国人もビビった。東京近郊に実在する、巨大な地下神殿に潜入取材 ★ 307
 鹿児島 女性の温泉探検記…鹿児島になぜか多い「家族風呂」が驚きだらけ ★ 125
 その他のエリア 世界が「日本の抹茶」に恋してる。訪日外国人にも広がる本場のMATCHA ★ 246
 埼玉 ほんとにトトロいたんだもん。埼玉に実在する「トトロの森」に潜入 ★ 298
 全国 移住希望ランキング、長野、富山、新潟、北海道はなぜ人気が高いか ★ 511