工場見学でグビッ。沖縄で世界一美味しいオリオンビールを堪能
世界一美味しいオリオンビールを飲みに行こう
ところで、オリオンビールはどこで飲むのが一番おいしいのでしょうか。亜熱帯気候の沖縄ですから、からっと晴れた日に、お気に入りのビーチで飲むのもいいかもしれません。
はたまた、気の合う仲間と家飲みなんていうのも最高ですね。地元のおじさんたちと大衆居酒屋で飲むのも楽しいでしょう。いろいろなシチュエーションや気持ちの問題でオリオンビールをおいしく飲む瞬間や場はあると思います。
ただし、主観的な好みは、人それぞれだと思いますので、今回は客観的に、あるいは物理的に一番おいしいのではないか、という飲み方をお教えします。
それは…実はなんてことはありません。名護市にあるビール工場で飲むのがもっとも新鮮なオリオンビール、つまり美味いオリオンを飲む確実な方法なのです。やっぱり、ビールは鮮度が命ですものね。
というわけで、先日オリオンビール名護工場に行ってきました。20年ぶりの来訪ですが、僕はいまだに20年前に名護工場でいただいたオリオンビールの美味さを覚えています。当時「やっぱり、ビールというのは鮮度が重要なのだなあ」と感動しました。
現在、名護工場のビールの試飲は、工場見学(ガイドつき)のあとにできるとのこと(20年前は観光客向けにシステム化されておらず、ふらりと立ち寄れば飲ませてくれました)。工場隣にある「オリオンハッピーパーク」という場所で、まず受付をします。
ガイドつきツアー(見学40分、試飲20分)出発の時間までしばし、2階で待機。待っている間、昭和40年代の沖縄のレトロなまちやーぐわぁー(商店)を再現した建物を堪能。
このレプリカは、沖縄の特に40代以上の中年にとってはノスタルジーを感じさせてくれる代物ですよ。こういうまちやーぐわぁーでの地道な小売りの積み重ねが現在のオリオンビールにつながっているのだろうと想像すると感慨深いものがありますね。
さて工場見学のツアーですが、ガイドの女性に案内されスタート。最初にオリオンビールの歴史や創設者の志等の説明を受け、その後は原料・粉砕→仕込→発酵→貯酒→ろ過ビン詰→製品検査まで各工程を順を追って丁寧に説明してくれました。
ただ少し残念だったのはこの日は製造ラインが止まっていたこと。しかし、止まっている日は普段は間近で見られない仕込み釜を見られるメリットがありますよ。
というわけで、約40分の工場見学の後は、いよいよ待望の試飲タイム。試飲は、ゆったりとしたゲストホールで楽しめるのですが、試飲コーナーではマイスターが完璧な技で極上のビールを提供してくれます。しかも、試飲は2杯までオッケーなのが嬉しいですね。
カウンターで生ビールとおつまみのナッツを受け取り、いざ試飲へ。「やっぱり最高!」。すっきり爽快で持続するクリーミーな泡。芳醇な麦の香り。やはり工場で飲む生ビールは透明感があり、味わいは格別でした。
僕は当然のようにおかわり。思わず、「♪3つ星掲げて高高と〜! ビールに託したうちなーの! 夢と飲むから美味しいさ〜 ワッター自慢のオリオンビール♪」とBEGINの唄うオリオンビールの唄「オジー自慢のオリオンビール」が頭の中を駆け巡ることまちがいなしかも。
みなさんぜひ、沖縄に遊びにこられた際は、オリオンビールを飲んでくださいね。で、時間がありましたら、ぜひビール工場まで足をお運びください。最高のオリオンビールが待っていますよ。
オリオンビール名護工場
住所:沖縄県名護市字東江2-2-1
電話番号:0980-54-4103(予約番号・当日可)
見学時間:9:20〜16:40(所要時間:約60分=見学40分、試飲20分)
定休日:年末年始(12月31日〜1月3日)
- image by:伊波 一志
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。