旅の上級者におすすめ。アメリカのミステリアスすぎるスポット10選
6. 不確かな生き物を追求『International Cryptozoology Museum』
image by: International Cryptozoology Museum
メーン州のポートランドにあるこの博物館「International Cryptozoology Museum」。カナダの山中に住むと言われている毛深くて人間に似た動物「サスクワッチ」や雪男に代表される、存在自体が不確かである生き物に関連した展示を行っています。
例えばシーラカンスや1938年に南アフリカの沿岸で発見された恐竜時代の魚などの展示を行っています。
7. 航空会社の落し物が売っている『Unclaimed Baggage Center』
image by: Unclaimed Baggage Center
あなたがもし、ジャケットやiPadを機内に置き忘れたら、それは最終的にアラバマ州の小さな町で売りに出されているかもしれません。
カフェや博物館もあるこのセンターは、航空会社の落とし物を販売しています。
3,500年前のエジプトのマスクや映画に出てくる人形など、掘り出し物に出会えるかも。
image by: Unclaimed Baggage Center
8. 50年かけて作った手作りの城『Bishop Castle』
image by: Wikipedia
世の男性にとって我が家は自身の城だとはよく言いますが、Jim Bishop氏はそれを「極端に」実現しました。
彼は15歳の時から50年かけて、本当に自身の城を築いたのです。
ほんの450ドルほどで土地を買い、はじめは家族用のコテージを建てようとしていましたが、岩を積み上げた様子を見た近所の人たちが「まるでお城のようだ」と形容したことをきっかけに、彼はコテージではなく、本当の城を造り始めたのです。
9. 水が消える不思議な滝壺『Devil’s Kettle』
image by: Wikimedia
ミネソタ州にあるJudge C, R. Magney州立公園には川が流れていて、公園を通過する間に数か所で滝になっています。
途中、岩の塊にぶつかる地点で二手に分かれた流水のうちの1つが滝となって巨大な滝壺へと落ち込むのですが、その後、水はそのまま消えてしまうのです。
落ち込んだ水がどこへ行くのか、どこかの湖につながっているのか、誰にも分かっていません。
これまでに蛍光塗料やピンポン球でその行方を調査してきたそうですが、いまだに真相は謎につつまれています。
10. なにもない街『カリフォルニア州カリフォルニア市』
image by: Wikipedia
アメリカ国内で3番目の大きさを誇りながらも、スポーツのプロチームや空港のない街、カリフォルニア州カリフォルニア市。
モハベ砂漠の端に位置するその地域は、かつて公園や道が造られましたが、そのひたすらに広大な地に住もうとした人は少なく、結果として車やバイクのツーリングコースとなっています。
アメリカは広く、世界はもっと広いのです。
たまには日常を飛び出して、巨大な自然や人工の産物に浸ってみてはいかがでしょうか。
Source by: USA Today、Wikipedia、International Cryptozoology Museum、Unclaimed Baggage Center
image by: Paul Juser / Shutterstock.com
文/貞賀 三奈美
※本記事はMAG2 NEWSに掲載された記事です