変わるバーベキュー。焼くだけのスタイルはもう時代遅れに?

TRiP EDiTOR編集部
TRiP EDiTOR編集部
2018/07/10

みなさん、今年はもうバーベキューを楽しまれましたか。最近のバーネキュー、川原で肉を焼くだけではなく、手ぶらでいけるBBQスポットや、仕事帰りにいける都市型BBQ、インスタ映えする食材など、様々なアレンジが楽しめるようになってきていますよね。

日本ハム株式会社が運営する国内最大級のバーベキュー情報サイトBBQ GO!」では、2015年から毎年、過去1年間のうち1回以上バーベキューに行ったことがある19歳~59歳の男女600名に対してバーベキューに関する意識調査を実施しています。実はこの調査で、今年は例年にない異変が見られたということです。まるでバーベキューの概念を根底から覆しかねない結果だったとか。いったいどんな変化があったのでしょうか。

焼かないBBQが拡大中!焼くしか体験したことがない人は全体のたった6%!

まず、バーベキューをする際に、「焼く」以外の調理法を経験したことがあるかを質問しました。その結果、煮る・炊く・燻すなどほかの調理法を経験した人が大半で、焼いたことしかない人はたった6%しかいないという驚きの結果になりました。

そもそも「バーベキュー」とは、「野外でする焼肉料理」を意味する言葉で、もともとは「丸焼き料理」をさす言葉だったはずなんですが、もはや野外でやる料理全般すべてバーベキュー、という感じに変化してしまっていますね。

女性にとって自然あふれる環境は不要?綺麗・オシャレ・快適に過ごせる室内型バーベキューが人気!

次に、どんな場所でバーベキューをしたかを質問した結果がこちらです。川や森の中、あるいはバーベキュー場のある公園、と思いきや、意外な結果に。

なんと女性で一番多かった回答は室内・屋内・テラス」でした。昨年の5位から急上昇。もはや、バーベキューは野外でするもの、という常識さえも通用しなくなっているようです。もはやバーベキューとは「いつものキッチン以外でする料理全般」なのかもしれません。

手ぶらバーベキューは流行している?実際は持込み派が依然として主流!

さて、「最近は食材も調理器具も何も持たずに行く手ぶらバーベキューが人気」だと思っている人が多いのではないでしょうか。それが本当なのか、どんなポイントでバーベキューの場所を選んでいるかについて質問した回答がこちらです。

なんと回答はむしろ逆!「食材・飲料や道具・用品を自由に持ち込むことができる」という点にこだわって選んでいる人が一番多いという結果になりました。バーベキューは「何も持たずに行くのが楽で便利」なのではなく「持ち込みたいものがなんでも持っていけるのがうれしい」ものだったようです。


バーベキューの買い出しに、近くの食品スーパー/コンビニを選ばない場合が意外と多い?

さて次に、買い出しはどこに行くかという質問です。やはり、バーベキュー場で調達するか、バーベキュー場に近いお店で地場の食材を仕入れていくのが、バーベキューの焼く前のお楽しみではないでしょうか。


なんと、いつものなじみ深いスーパーやコンビニで調達する人が一番多いことが判明しました。あれれ、これじゃ、普段の晩御飯とほとんど変わらなくなってきましたね。

一人あたりのバーベキュー費用について、妥協できる金額は約2,800円!

さて次に、バーベキューにどれくらいの費用をかけるのが妥当だと感じているのかを聞いてみました。

アンケート分析の結果、「妥協できる金額」が約2,800円だとわかりました。ちなみにこの妥協金額は、1年前(2017年)の金額3,200円よりも下がっています。低価格帯の食材や機材が増えていて、あまりお金をかけなくても楽しめるようになってきているからでしょうか。

こうして見てみると、もはや昔ながらのバーベキューのイメージは、ここ1年くらいの間にすっかり昔のものになってしまったようです。常識にとらわれず背伸びもせずに自分らしく楽しむのが今流のバーベキューのあり方だと言えるでしょう。

■BBQ GO! 調べ

調査概要
対象:過去1年間のうち1回以上、バーベキューに行ったことがある19歳~59歳の男女600名(全国)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2018年5月

BBQ GO!
https://www.bbqgo.jp/

  • source:PR Times
  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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