復興の象徴「ブルーインパルス」が空駆ける特別な一日
九州の芦屋基地にいたブルーインパルスのパイロットや関係者たちは、芦屋基地に機体を残してホームである松島基地にバスや輸送機などで戻りました。
基地がある東松山市の被害は非常に大きかったのですが、松島基地は震災から3日で滑走路を使用できる状態に応急復旧させ、救援物資の供給拠点とし運用しました。松島基地の隊員たちは物資輸送や炊き出し支援、行方不明者捜索などを行っています。
震災発生から2か月ほどたった5月に、ブルーインパルスのパイロットたちは芦屋基地に戻り訓練を再開しましたが、隊員たちは「飛ぶことが復興につながるのか?」などという葛藤があったと言われています。
8月20日には、東松島市で開催された復興イベント「ありがとう!東松島元気フェスタ」に、ブルーインパルス参加しました。大空を翔るその姿にたくさんの人々が大歓声をあげ、ブルーインパルスは東日本大震災の復興の象徴にもなったのです。
その後、復興が進んだ松島基地へ、2012年度内にブルーインパルスが帰還することになり、2013年3月25日に芦屋基地で展示飛行と期間記念式が開催されました。その際、2011年の3月12日に九州新幹線開通記念で披露する予定だった新課目「サクラ」も披露。2013年3月30日に帰隊、31日に帰還記念式典が行われたのです。
気になるアクセス
復興の象徴になり、人々へ多くの感動を与える「ブルーインパルス」が見られるのが、2018年は11月3日(土)に入間基地で開催される航空祭です。
入間基地は池袋からもアクセスしやすく、西武鉄道の西武池袋線「稲荷山公園駅」が最寄り駅になります。しかしながら、航空祭は多い時で20万人を超えるというほど、とにかく人が集まります。臨時列車の運行もありますが、電車は非常に混雑し、ダイヤの乱れが発生することもあります。
できるだけ混雑を避けて航空祭を楽しむなら、バスツアーを利用するのも一つの手段です。バスの座席は一人ずつ座れますし、気楽に参加できますね。またお昼付きのプランなどもあるので、ランチ時に長蛇の列に並ぶこともないのもおすすめのポイントです。便利でラクに参加するなら「バスツアー」ですね。
- 阪急交通社
- 上野・東京発 入間基地航空祭2018 日帰り
- 上野、東京を朝出発し、添乗員が同行します。また、お昼にはお弁当が付きます。
- クラブツーリズム
- 『航空自衛隊 入間航空祭 航空自衛隊輸送機C-1の展示飛行 各司令部機能を置く中部防空・空輸の要「入間基地」の航空祭』【新宿 出発】
- 新宿を朝出発し、航空祭をたっぷり楽しめます。添乗員同行日帰りバスツアーのため、一人でも参加できるのもポイントです。
- はとバス
- 航空自衛隊入間基地 航空祭 2018/横浜発
- 横浜発のお昼付きバスツアー。またはとバスはほかに浜松町、町田、さいたま新都心、西船橋発などもあります。
今回はブルーインパルスの歴史と魅力、そして入間基地航空祭に参加する際にオススメのアクセス方法についてご紹介しました。青空に広がるブルーインパルスの美しい軌跡は、一度は見ておきたい景色です。
ぜひ今年はバスツアーを使って、入間基地で開催される航空祭へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお当日は混雑が予想されます。昼食や飲み物、レジャーシート(使用可能エリアのみ)などを持参していくと重宝しますよ。
image by:Haru
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