復興の象徴「ブルーインパルス」が空駆ける特別な一日

Array
2018/09/22

埼玉県の航空自衛隊入間基地で2018年11月3日(土)に開催される「入間基地航空祭 2018」。基地創設60周年記念ということもあって、今年も期待大のイベントです。

航空自衛隊のさまざまな航空機が展示や、イベントの目玉とも言える「ブルーインパルス」の迫力あるアクロバット飛行は、一度自分の目で見てみたいという方も多いことでしょう。そこで今回は、そんな「ブルーインパルス」について、そしておすすめのアクセス方法についてご紹介していきます!

ブルーインパルスって?

ブルーインパルス曲芸飛行の様子 image by:Haru

ブルーインパルスとは「曲技飛行隊(アクロバット飛行チーム)」の愛称で、航空自衛隊の広告塔的な役割をしています。正式には、宮城県にある松島基地に所属していて「第4航空団飛行群第11飛行隊」と言います。そのため、日頃は松島基地で訓練を行っています。

ブルーインパルスは広報活動を主に、航空自衛隊の航空祭などのイベントで華麗なアクロバット飛行を大空で繰り広げる「展示飛行」を行っています。また、スモークを使ったさまざまな模様を空中に描いたりすることでも知られています。

白と青の6機の機体が、華麗で精密、そして驚異的なパフォーマンスを空中で披露するので、そのダイナミックさに感動する方も多いことでしょう。

 

東日本大震災とブルーインパルスの関係

image by:Haru

ブルーインパルスが所属するのは宮城県東松島市の松島基地です。2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、松島基地も津波被害に遭いました。

この日ブルーインパルスは震災発生の翌日である3月12日に、九州新幹線全線開通記念で展示飛行をするために福岡の芦屋基地にいたことから無事でした。

しかしながら、ブルーインパルスのホームベースである松島基地は2mにも及ぶ津波に襲われて壊滅的な被害を受けています。駐機していた救難機、戦闘機、練習機など28機が水没し基地の機能も喪失していました。基地勤務の隊員は建物の屋根に上り全員無事だったのは、せめてもの救いです。


いま読まれてます
 その他のエリア 韓国人と中国人が気になっていた、日本とは微妙に違う礼儀作法 ★ 321
 富山 冷やし中華もイノシシも挟む。個性派コンビニ「立山サンダーバード」の魅力 ★ 327
  愛知県強し。日本全国工場&社会科見学ランキング2018 ★ 97
 沖縄 境内には鍾乳洞。戦火を逃れた琉球八社のひとつ、金武観音寺を往く ★ 131
 全国 マチュピチュが愛媛に?外国人が見間違える、日本の海外そっくり絶景 ★ 1494
エアトリインターナショナル コスパが高いLCC「ジェットスター」直行便でラクラク!ケアンズで大自然の癒やしを満喫しませんか?
復興の象徴「ブルーインパルス」が空駆ける特別な一日
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます