ハワイVS沖縄、日本人はどちらを選ぶ？超人気のトロピカルリゾートを徹底比較

2018/10/20

次に、阪急交通社への旅行申込者データから、沖縄旅行、ハワイ旅行の傾向を比較しました。

旅行申込者を性別で比較すると、沖縄の59%、ハワイの64%が女性。さらにハワイの方が女性比率は5%高くなっています。平均年齢は沖縄が53.5歳、ハワイが47.1歳となり、ハワイの方が6歳程度低く、若い旅行者に人気があるようです。

平均旅費はハワイが18万1,503円、沖縄が5万3,803円で、ハワイは沖縄の3倍以上です。旅行期間は沖縄で3.5日、ハワイで6.1日が平均です。子ども連れの割合は、沖縄の方が高く、約6％の方が家族旅行を楽しんでいらっしゃるようです。

阪急交通社によると「沖縄の子ども連れ旅行の比率は、全国の都道府県の中でもトップクラス。また、ハワイは、過去実施した『子ども連れに人気の海外旅行先ランキング』で3位」に入ったことがあるそうです。沖縄、ハワイ共に子ども連れに人気であることがわかります。

こちらのグラフは、2017年に沖縄とハワイを訪れた観光客数の推移を月別で比較したものです。沖縄は8月がピークで100万2,500人、ハワイは7月がピークで89万1,878人でした。ピークの差をうまく利用できれば、少しは混雑を解消できるかもしれません。

訪問者数は、概ね同じような推移をたどっていますが、12月のハワイは7月のピークに匹敵する88万441人という高い数字です。やはり冬休みは、暖かいビーチリゾートで過ごしたい人が多いのではないでしょうか。

2017年12月の最高、最低気温を調べると、那覇は最高気温20.4度、最低気温15.9度です。ホノルルは最高気温27.3度、最低気温20.0度。この温度差が旅行者数に反映しているようです。

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