神様が創った最後の楽園。自然豊かな美しき秘境、フィリピン「EL NIDO」

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2018/11/02

エルニドへの行き方

エルニドへの行き方は、マニラやセブ島から飛行機でパワラン島の玄関口となる首都プエルトプリンセサへ。そこから陸路でエルニドを目指すというのが一般的です。プエルトプリンセサからエルニドは車で約5〜6時間。旅行者用に乗り合いのバンサービスがあるので、それを利用するか、プライベートでチャーターするとうのも手です。

プライベートの場合、トイレ休憩や食事休憩も必要に応じてとなるので、乗り合いのバンよりもスムーズに早く到着できます。プエルトプリンセサ〜エルニド間は距離にすると230kmなのでそう遠くはありませんが、途中から整備されていない山道をずっと走ることになるのでそれなりに時間がかかるというわけです。

エルニドのリオ空港

もうひとつ、最近整備されたエルニド国際空港へ直で入るという方法もあり、エルニドだけを目的とするならこちらのほうが断然便利。ただ、日本から行く場合、マニラ〜エルニド間の運行が曜日によって異なるため、うまく乗り継ぎのある日であればラッキーです。離島のリゾートには、マニラからエルニドの飛行機も含めアレンジしてくれるところもあるので、いたりつくせりのサービスでエルニドまで行くという選択肢もあります。

エルニドタウンの北にエルニド空港ができたことで、現在、このあたりは急ピッチに開発が進んでいます。ビーチまでの道が舗装され、ビーチ沿いに新しいリゾートやレストランがオープン。プエルトプリンセサからエルニド間も高速道路を建設中なので、これが完成するとエルニドまでの距離はぐっと近くなります。今後、エルニド空港への便も増えていくことは間違いないので、行く前に最新の情報を調べてみることをおすすめします。

まとめ

バックパックを背負って通りを歩く旅行者たちと、客引きをするレストランやみやげ物屋の店員。世界中のビーチタウンで見られる光景ですが、そこそこににぎわいを見せながらそこそこに田舎の雰囲気漂うエルニドでは、目立って高い値段をふっかけられるようなこともなければ、しつこい客引きに辟易させられることもありません

ホテルのスタッフはもちろんのこと、トゥクトゥクの運転手さんも、みやげ物売りも、市場で出会う町の人々も、島の人たちはみなさん本当にとても親切というのがエルニドの印象です。

フィリピンの朝ごはんも外せない。フィリピンの人はとにかくお米をしっかり食べます

カメラのレンズを向けると子どもたちは大はしゃぎだし、大人たちもみな手をふって特大の笑顔を返してくれます。エルニドタウンからもっと田舎に行くと、外国人が珍しいのか、子どもたちはひとり残らず「ハロー!」と手を振って大歓迎してくれるといった具合。

こちらのバイクが見えなくなるまでずっと手を振り続けてくれる姿に、何度ほっこりさせられたかわかりません。海の美しさを求めてやって来た町ですが、島の自然も、そこで暮らす人々の風景も想像以上に素晴らしいものでした。


日本にとってフィリピンはお隣の国。アイランドホッピングで訪れるポイントには、日本人の名前を取ってつけている島もありちょっと驚きです。“神様が創った最後の楽園”があとどのくらいの時間“秘境”と呼ばれ続けるかはわかりませんが、この楽園が本来の姿を失ってしまわないうちにぜひ訪れることをおすすめします。

  • image by:小林繭,Dmitry Pichugin/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。インテリア、旅モノ、湘南情報を中心にお仕事しています。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。趣味は温泉。

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