1ヶ月2万5000円でプール付き。週末プチ移住の穴場はバンコクだ
バンコクでコンドミニアムを借りる方法
実際にバンコクには、50以上の日系不動産会社が存在していると言われています。またこの街で暮らす日本人はなんと10万人弱にものぼるとか。それだけバンコクの日系不動産会社は、現地で暮らす日本人、あるいは今回ご紹介したように「週末プチ移住」を計画している日本人には需要があると言うことではないでしょうか。
では、実際にバンコクで、どのようにしたらこのような素敵なコンドミニアムが見つかるのでしょうか。
・まずは日系不動産会社に連絡を
インターネットで世界中、どんな情報でも即座に手に入る現代社会。日本に居ながらにして、バンコクの不動産会社と連絡を取って内覧予約をすることも可能です。
まずはメールで予算や間取り、立地など希望条件を伝えましょう。その後、希望に沿った物件を何軒かピックアップしてもらい、訪れた当日にその中のいくつかを実際に見せてもらうことになります。
・実際の契約には「月々の家賃3ヶ月分とパスポート」でOK
いざお気に入りの部屋を見つけて、契約の段階になりました。その際必要なのは、基本的にお金(敷金約2ヶ月分、前家賃1ヶ月)とパスポートのみで大丈夫です。
タイの不動産会社では、日本のように保証会社の審査があって、場合によっては大家さんとの面会もあってなど、面倒な手続きが必要な会社はほとんどありません。午前中に部屋を見て部屋が決まりさえすれば、その日の夕方には実際に暮らし始めるという流れが一般的です。
ちなみに、バンコクの賃貸物件の多くは最低1年間の契約が一般的です。1年間に満たない期間での退去は、場合によっては事前に納めた敷金が戻ってこない可能性もありますので注意しましょう。
年間の滞在費その他維持費はいくら必要?
最後に、1年間バンコクでこのような「週末プチ移住」をした場合の滞在費、そのほか維持費をご紹介します。平均して月1回、年12回、年間36日バンコクに滞在したとすると仮定して、おおよそこの程度になるのではないでしょうか。
- ■航空券 往復5万円×12回=60万円
- ■コンドミニアム契約金 2万5000円×3ヶ月分=7万5000円
- ■家賃2万5000円×12ヶ月分=30万円
そのほか、現地での光熱費、食費、交通費など考慮した上で、だいたい120万円程度見ておけば、かなり充実した週末プチ移住が楽しめますよ。
今回ご紹介した「バンコク週末プチ移住」の最大のメリットは、「現在の日本での仕事をやめないで」実行できる点にほかなりません。
拠点を海外に移すだけなら。海外留学やワーキングホリデーで見聞を広めるのもおすすめです。でも、れらはいずれも、現在働いている職場を退職したうえで実行に移すさなければなりません。その点、バンコクへの「週末プチ移住」は、日本での生活を大きく変えず、海外にも拠点を持つことができますよ。
将来いつかは海外移住したいと思っている人は、まずは120万円前後の予算をもって1年間、週末はバンコクにプチ移住をしてみてはいかがでしょうか。
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