台湾人に恋した日本の20代女子が、夜の台北でバカになれなかった話
初めての海外旅行が、1人台湾旅行
リカ:受験が終わって大学生になってからは会いに行ったのですか?
アイ:大学になれた2年生の夏に、初めて1人で台湾旅行をしました。
リカ:もしかして初めての海外旅行ですか!?
アイ:そうです(笑)外国人と話したこともないし、自分から話しかけられない引っ込み思案な私が、初めての海外旅行に1人で挑戦しました。
リカ:初めての海外旅行が自分1人だけって、なんだか不安ですね。
アイ:すごく不安でした。でも、昔マクドナルドでみんなで漢字をノートに書いて筆談してたから、分からないときはノートに書けばいける!って思ってました。ちなみに空港には日本語の案内表示があったし、そのときはガラケーからiPhone 4に変えていたので、意外と簡単にホテルまでたどり着きました(笑)着いてからは、ホテルに王くんと楊くんが迎えにきてくれて、色々と台北の街を案内してもらうことに。
リカ:行きたい場所があったのですか?
アイ:正直、王くんに会いにきたのも同然だったので、台北でどこに行こうかまったく計画してなかったんです(笑)本人に「どこか行きたい場所は?」って聞かれても、あなたに会いにきたなんて言えないから、「どこでもいいよ」しか言えなくて(笑)最初は西門町っていう、台北駅から近い場所にあるカフェに連れて行ってもらいました。
アイ:西門町は日本でいう原宿のような街らしく、結構若い人が多かったです。カフェでは、白い生クリームのようなチーズが乗ったお茶を飲みました。見た目は完全にビールなのですが、飲んでみると甘いのとしょっぱいのが組み合わさった不思議な味でした。
リカ:たしか、台湾ではLATTEA(ラッテア)というお店が人気だったハズ!?
アイ:そのあとは楊くん行きつけのお店に、魯肉飯(ルーローファン)を食べに連れてってくれました。私は魯肉飯を見たことも食べたこともなかったので、最初はちょっと驚いたけど、味がしっかりしていて、とても美味しかったことを覚えています。あと、名前が分からないのですが、台湾風の炊き込みご飯も食べました。
リカ:台湾では屋台でご飯を食べることが一般的らしいですね。しかもかなり安いですよね。
アイ:たしか、120円とかそれくらいだったと思います。ご飯を食べた後、私は解散したくなかったのですが、楊くんが次の日の朝早くから予定があると言っていたので、明日に備えて解散することになりました。
リカ:もしも楊くんがこれなかったら王くんと2人きりでデート!?!?