ビール大好きドイツ人が選んだ、本当に美味しい「日本のビール」ランキング
ドイツ人って、水のようにビールを飲むんでしょ?
筆:これもよく聞かれるかもなのですが、ドイツの方は「水のようにビールを飲む」って本当ですか?
ホ:これはね、人それぞれ…だけど、僕も奥さんも友人も、水よりビールを飲んでたね。そもそも、ドイツはビールがすごく安いんだ。日本円でいうと、まとめ買いすれば1本100円ぐらいで500ミリリットルの瓶ビールが買えるんだよね。向こうでは水も買って飲むものだから、どうせお金を払うならビールを買えばいいじゃんって気持ちになるんだよ。
筆:本当に水の代わりといっても過言ではないぐらい、飲む人もいるんですね。ちなみに、ビールが水より安いなんてウワサも聞いたんですが…。
ホ:さすがに、水より安いってことはないんじゃないかな。水も100円以下で買えるはずだし…。ドイツのビールが安すぎで、そんなウワサが出回ったのかもしれないね。でも外食だと税率が高くなるから、観光客の人が行くようなお店だと、ビールもそんなに安くないんじゃないかな。
調べてみると、2016年時点では日本のビール税はドイツの約20倍。この安さなら、水の代わりに飲みたくなる気持ちもわからなくもないかもですね。
とにかくドイツ人にとってビールの値段は重要なよう。1844年には、俗にいう「ビール革命」がミュンヘンで起こりました。当時ビールの価格が1Lあたり0.5セントほど値上げされることになり、それに憤慨した数千人の市民が大抗議。
この騒動を収める立場の兵士たちもビールの値上げに反対して沈静化を拒んだため、たった数日でビールの値段が元に戻されたんだとか。ドイツ人のビールに対する情熱は、いつの時代も変わらないようですね。
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