なぜ鳥取が愛されるのか?日本人が住みたい田舎ランキング

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2019/05/15

「若者世代が住みたい田舎部門」「シニア世代が住みたい田舎部門」1位:大分県臼杵市

二王座歴史の道image by:大分県

大分県臼杵市は、今回の小さなまちランキングで「若者世代部門」と「シニア世代部門」で2冠を獲得しました。

同市は2017年にも総合部門3位、子育て世代部門3位、シニア世代部門2位と上位にランクインしている人気の町です。

臼杵市は大分県の東南部に位置し、豊予海峡方面へ楕円状に細長く延びた地形となっています。2020年の予想人口は3万6,131人とこちらも非常に小さな町です。

今回は、有機農業で育てた野菜、臼杵湾(うすきわん)で獲れる新鮮な海の幸など、豊かな食材に恵まれ、就業サポートも充実していることが、若者とシニアの両世代に評価されました。

臼杵市の海の幸image by:大分県

高齢化や人口の減少が懸念される臼杵市では、行政が積極的に移住・定住支援をサポートしています。

2018年には、就職支援サイトとして運用していた「うすきJobナビ」を、移住・定住支援に関する情報をあわせて提供する「うすき暮らしナビ」へとリニューアルしました。

この「うすき暮らしナビ」では、これまでの臼杵から1時間以内で通勤できる求人情報の提供に加えて、移住前に臼杵を体感できるおためしメニュー、実際に移住した方へのインタビュー子育て環境など、移住の検討に必要な情報を掲載しています。

久家の大蔵 image by:大分県

さらに臼杵市では「臼杵市空き家改修事業補助金交付制度」という、移住者支援の一貫で空き家の改修費用の一部を助成する制度が設けられています。

助成額は空き家の改修費用の2分の1、上限額は100万円。風情あふれる古民家暮らしに憧れる方にぴったりの制度となっています。地域の空き家を有効活用することにより定住促進につながっているようですね。


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