なぜ鳥取が愛されるのか?日本人が住みたい田舎ランキング
大きなまち「総合部門」「若者世代が住みたい田舎部門」「自然の恵み部門」:1位鳥取県鳥取市
さて、次は大きなまちランキングですが、なんと鳥取県鳥取市が「総合部門」、「若者世代部門」、「自然の恵み部門」で見事3冠に輝きました。
鳥取市は、面積765.31平方キロメートル、人口18万8,286人と比較的大きな鳥取県の中核都市です(2018年12月31日時点)。2016年には鳥取市出身の相撲力士である石浦関がサポーターを務めた「住もう!鳥取市キャンペーン」が話題を集めました。
さらに鳥取県を代表する観光名所「鳥取砂丘」などの自然に囲まれていながらも中心部は栄えており、その抜群のロケーションも人気を集める理由のひとつかもしれませんね。
鳥取市では移住前の相談から移住後のサポートまで、幅広い世代を支援する体制が整っています。
また、2019年度からは若者や子育て世代の受け入れ体制を拡充。Uターン就職の際に発生する交通費の補助や家賃補助といったサポート体制が高く評価され、昨年の2018年から4部門で順位を上げ2部門で1位、さらに新設の自然の恵み部門でも1位となりました。
子育て支援がとても充実している鳥取市では、小児科医指数や産婦人科・産科医師数が全国でもっとも多く、病院の施設数や医師数も全国トップクラスです。
2018年度からは小児医療費の助成を高校生まで拡大。手厚い医療サービスを受けられるため子育て世代も安心して移住できるというわけですね。
そして鳥取市は、中国地方を代表するグルメ都市でもあります。
松葉ガニ、モサエビ、シロハタ、岩ガキといった海の幸、さらには二十世紀梨や因幡和牛(いなばわぎゅう)といった豊かな食の宝庫でもあるのです。
移住サポートや住みやすい環境だけでなく、このような一面も多くの方を魅了しているのかもしれませんね。
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- >>>【決定】日本人が最も住みたい田舎ランキング、総合1位は鳥取市(掲載日2017/01/11)
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