スケベニンゲン!?思わず吹き出す、世界の「珍地名」ランキング
第5位 がっかり島/岩手県
第5位には岩手県の「がっかり島」がランクインしました。またまたこちらも日本の珍名スポットで、岩手県宮古市の真崎海岸にある無人島です。
がっかりとはこの周辺地域の方言で、この島のような切り立った岩場のことを「がっかり」と表現することなんだそうです。
また、島全体が崖でできているため「崖ばっかり」が「がっかり」に変化したという説もあります。いずれにしても、我々の思う「がっかり」とは違うようです。
第4位 アホ/アメリカ
アメリカの「アホ」が第4位にランクインしました。アホとは英語では「Ajo」と書き、アメリカのアリゾナ州南部ピーマ郡に位置する町のことです。
このアホとは、スペイン語では「ニンニク」を意味する語であり、先住民のパパゴ族(現在のトホノ・オーダム族)の言葉では絵を描くことを意味するそうです。
第3位 キンタマーニ/インドネシア
第3位にはインドネシアの「キンタマーニ」がランクインしました。これは、なんとも申し上げることができません…。
しかし、ここはインドネシアのデンパサールから自動車で約2時間30分ほどの場所に位置する標高約1,500mの高原であり、バリ有数の避暑地、リゾート地なのです。
しかもその名の由来は、仏教において霊験を表すとされる宝の珠のことである「チンターマニ」からきた由緒のあるものなのだとか。
第2位 スケベニンゲン/オランダ
オランダの「スケベニンゲン」が第2位にランクイン。ここは、オランダの南ホラント州のデン・ハーグ基礎自治体に8つある地区のうちのひとつで、北海に面しています。
実は本国での本当の発音は「スヘフェニンゲン」で、「斜面の村」という意味だそうです。ところが、日本では「スケベニンゲン」と表記されることが多いとのこと。
第1位 エロマンガ島/バヌアツ共和国
さて、いよいよ第1位です。1位にはバヌアツ共和国の「エロマンガ島」が選ばれました。こちらは南太平洋、バヌアツ共和国のタフェア州最大の島です。
この島は18世紀にはイギリスとフランスの旧共同統治領になっており、ポリネシア系の住民が大昔から住み着いており最盛期には1万人に達していました。
しかし、宣教師たちが持ち込んだ伝染病が流行ったことやイギリスからの攻撃を受けたことで、衰退の一途をたどっている悲しい歴史を持つ島なのです。
世界には、この他にもアメリカの「オナラスカ」、アルゼンチンの「マルデアホ」、トルコの「シリフケ」といった日本人からすると抱腹絶倒の地名が数多く存在します。
もちろん、とくにそうした意図はないのに面白おかしく聞こえたり、奇妙な意味を持つようになっただけですが、思わず二度見してしまいますね。
- source:goo ランキング
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- ※本文内に一部誤りがありましたので修正しました(2021年6月2日)。